要約 日本産抹茶の輸出戦略を構築するためには日本産抹茶の香りの特徴を明らかにする必要がある。におい嗅ぎガスクロマトグラフィーとGC-MSで香りを解析したところ、日本産抹茶を特徴付ける香気寄与成分は2-acety...
遮光ホワイトアスパラガス伏せ込み促成栽培において、雌雄株で株あたり収量の差はない
要約 アスパラガスの堀上げ時根株重は雌株で重く、伏せ込み促成栽培で遮光ホワイトアスパラガスを収穫すると茎数は雄株で多いが、株あたりの収量および早...
要約 平坦農地での利用が前提である拍動灌水システムは、水位調整タンクの利用により、棚田跡地のような段差のある圃場にもおいても灌水作業を自動化できる。各段の既存配管を活かして、散水設備を低コストで本シ...
要約 北部九州の低標高地では、外張りと空気膜二重カーテンで三重被覆することにより無加温でのアスパラガス伏せ込み栽培が可能である。12月下旬の根株掘り上げ・伏せ込みにより、1月からの60日間で、株養成圃場1...
アスパラガス連作圃場の継続的高土壌水分状態と株の生育不良が相関する
要約 アスパラガスの連作露地圃場において、降雨後に土壌が乾きにくく、テンシオメーターによるモニタリングで圃場容水量以上に湿潤状態が継続するところでは、アスパラガスの生育が悪く立枯れ症状などの被害が生...
フザリウム群集のPCR-DGGEを利用したアスパラガス連作圃場の診断指標
要約 アスパラガスに病原性を有するフザリウムを識別・解析可能なPCR-DGGE法で検出されるバンド全体に占めるFusarium. oxysporum f.sp. asparagi由来のバンド強度の割合は連作障害発生圃場で高...
要約 開発した半地下栽培装置は、地熱を有効活用するためにハウス内に掘られた溝の中で作物を栽培するものであり、これによって、無加温で寒冷地の厳冬期にチューリップの促成栽培を行うことができる。 キーワー...
アスパラガス廃棄根株のすき込みによるキタネグサレセンチュウ密度低減効果
要約 キタネグサレセンチュウ汚染圃場に、アスパラガス伏せ込み促成栽培後の廃棄根株を5.5~11kg/㎡すき込むと、キタネグサレセンチュウ密度が低下し、すき込み後4ヶ月以降にレタスを作付けすると生育が良くなり...
斑点米カメムシ類畦畔防除における農薬飛散防止カバーによる飛散リスク低減
要約 斑点米カメムシ類の水田畦畔防除において、ジノテフラン液剤散布時にノズルに飛散防止カバーをつけることにより、隣接圃場のアスパラガスにおける残留基準値超過のリスクを低減することができる。 キーワー...
湛水・陽熱処理がアスパラガスの生育阻害物質の活性に及ぼす影響
要約 アスパラガスの根の生育阻害物質は、土壌及び土壌中の水にも存在する。いずれも、長期間湛水と同時に陽熱処理を行うと、生育阻害の程度は大幅に軽減され、その効果は、水及び根に対して大きい。湛水のみの場...
要約 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培では、褐斑病菌の分生子は3月上中旬頃より飛散するため、立茎時期における薬剤防除は本病に対し有効であり、20~30日間隔での薬剤防除と妻面など上部換気による施設内の低湿...
要約 グリーンアスパラガスは、70℃20分加熱の前処理により緑色があざやかで歯ごたえがよい浅漬けができる。加熱処理後、3%食塩水の漬液を加え5℃で保存すると9日間品質が確保できるが、10℃では4日目頃から品質が低...
1年株養成法において茎の更新により伏せ込み促成後のアスパラガスが増収する
要約 株養成時の7月に細い方から約半数の茎を刈り取り更新することで、株養成時の茎が太くなり、1年生株を用いた伏せ込み促成栽培で問題となる商品価値の劣る細い若茎の発生が少なくなり、L級品以上の太い若茎...
アスパラガス半促成長期どり栽培における褐斑病に対するTPN水和剤の散布時期
要約
アスパラガス半促成長期どり栽培で秋期に増加する斑点性病害は褐斑病が主病害である可能性が高く、TPN水和剤を7月中~下旬と8月中~下旬に2回散布すると秋期の褐斑病の増加を抑制...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培で近紫外線除去フィルムを展張すると、モモアカアブラムシ、ネギアザミウマの発生を低減し、農薬散布回数を30%削減できる。ネギアザミウマは、高さ1m付近の側枝をA4判の虫見...
春どり収量が高い寒冷地露地普通栽培用アスパラガス「どっとデルチェ」の育成
要約 寒冷地のアスパラガス露地普通栽培に適した新品種「どっとデルチェ」は、ウエルカムに比べて春どりでの収量性に優れる。収穫物は太ものが多く、2L及びL級規格の比率が高い。また、斑点病の発生は従来品種に...
キーワード アスパラガス、肥効調節型肥料、有機質肥料、省力、減化学肥料 背景・ねらい アスパラガス半促成長期どり栽培では、福岡県の減農薬・減化学肥料認証制度の基準(化学農薬散布回数18成分、化学肥料由来...
要約 アスパラガスの立茎長期どり栽培において、窒素吸収パターンに合わせて被覆燐硝安加里肥料を使用することにより、追肥を省略し、新潟県慣行窒素施用量60kg/10aに対し、30%の窒素を削減して慣行法と同等の収...
要約 アスパラガスの立茎夏秋どり栽培において、堆肥5~7t/10aをうね上施用すると、全層施用に比べてアスパラガスの1本重が重く株当たりA品収量が多くなる。このとき、うね上施用の堆肥と土壌との間にアスパ...