フザリウム群集のPCR-DGGEを利用したアスパラガス連作圃場の診断指標
要約 アスパラガスに病原性を有するフザリウムを識別・解析可能なPCR-DGGE法で検出されるバンド全体に占めるFusarium. oxysporum f.sp. asparagi由来のバンド強度の割合は連作障害発生圃場で高...
湛水・陽熱処理がアスパラガスの生育阻害物質の活性に及ぼす影響
要約 アスパラガスの根の生育阻害物質は、土壌及び土壌中の水にも存在する。いずれも、長期間湛水と同時に陽熱処理を行うと、生育阻害の程度は大幅に軽減され、その効果は、水及び根に対して大きい。湛水のみの場...
要約
アスパラガス改植後の土壌理化学性・前作残存根分解からみた生育不良要因
要約 アスパラガス改植後の生育不良圃場では、作土層、次層とも孔隙率・気相率が小さく、特に次層は難透水性が多い。前作残存根の分解率は、炭素、窒素とも春改植では8週間、秋改植では6ヶ月間で約70~80%になる...
要約 「春いぶき」は、困難とされていたフキ栽培品種の交雑に成功し、育成した品種である。本品種は、群馬県内在来「水ブキ」に比べ、フキノトウ(花穂)の収穫量が極めて多く、品質においても優れた特性を有する...
メタラキシル粒剤防除効果低下菌の出現によるミョウガ根茎腐敗病の多発
要約 メタラキシル粒剤に対して防除効果の低下したミョウガ根茎腐敗病菌Pythium zingi-berisが出現している。現地圃場における本病の多発生は、本剤に対して防除効果の低下した根茎腐敗病菌の出現が一要因と考え...
活性炭フロアブル剤を利用したアスパラガスのアレロパシー軽減技術
要約 アスパラガス改植時のアレロパシー対策として、定植前に活性炭フロアブル剤25~100倍希釈液を定植位置に10a当たり400~1,000L散水するか、25倍希釈液にセルトレイを浸漬し、培土に十分しみ込ませた後に定...
半促成長期どりアスパラガスの定植時期と2年目の立茎開始時期と収量
要約 半促成長期どりアスパラガスは、定植時期が早く、立茎開始時期も早いほど2年目の年間収量が多くなり、その影響は立茎開始時期の方が定植時期よりも大きい。大分県農業技術センター・畑地利用部 背景・ねらい...
要約 アスパラガスを栽培したほ場に再びアスパラガスを作付けると生育が抑制されるが、定植位置は前作のうね中央がうね間より抑制程度が大きく、また地下部残さをそのまますき込むと生育抑制が大きいので、改植す...
要約 岩手県北部沿岸地帯の「やませ」や晩霜害等のため春蚕が不安定な地域において、夏秋蚕主体の養蚕経営により繭の安定生産を図るとともに養蚕空閑期の労力・施設を活用して雨よけ「ほうれんそう」等の野菜を導...