要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
マメハモグリバエの土着寄生蜂ヘミプタルセヌス・バリコルニスの寄主攻撃・蔵卵習性
要約 マメハモグリバエの土着寄生蜂であるヘミプタルセヌス・バリコルニスは,寄主のマメハモグリバエの老熟幼虫が十分供給されると,蔵卵や寄生の効率及び次世代の雌比が高まり,すみやかな増殖が可能となる。...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
侵入害虫マメハモグリバエの在来寄生蜂相解明とその図解検索の作成
要約 近年日本に侵入したマメハモグリバエの在来天敵寄生蜂相を調査し,4科28種を確認した。これに生物農薬として利用されている導入寄生蜂1種を加えた29種について,分類の専門的知識がなくても同定できるよ...
キクとガーベラに発生したトマト黄化えそウイルス(TSWV)の野草での感染状況
要約 キク栽培地帯周辺の主要野草であるコセンダングサとギシギシからTSWVが検出された。これらの野草はTSWVの主要な野外宿主である。 背景・ねらい TSWVはミカンキイロアザミウマ等のアザミウマ類により永続伝搬...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)による新病害、きくえそ病及びガーベラえそ輪紋病(仮称)
要約 きくとガーベラに新発生したえそ病はミカンキイロアザミウマにより伝搬され、宿主範囲の広いTSWVが病原ウイルスである。 背景・ねらい 平成6年夏期より、県西部地域に新発生と思われるウイルス病がきくとガ...
要約 ミカンキイロアザミウマの発育ゼロ点は9.5℃、卵から成虫までの有効積算温度は194日度である。15~30℃では成虫は1~3カ月生存し、200~250卵を産卵する。25℃における内的自然増加率は0.144/♀/日である。 背景...
要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...