要約 接合資材に低コストな樹脂製テープを用いて、熟練作業者と同等程度の活着率及び2倍以上の作業能率で接ぎ木作業可能なトマト用接ぎ木装置である。接合資材は、弾性力を有した素材であるため、手作業用のチュ...
要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
要約 臀部へ確実に固定できるサドル形をした小型・軽量な農作業イスは、正座時の足首等にかかる圧力を減らすことで身体負担を軽減できる。高さ1m程度のスイカのトンネル内でのつる引き作業に使用できる。 キーワ...
要約 畝立てと同時に肥料を畝内の上層と下層の二カ所に局所施肥する機械である。GNSSと傾斜角度センサで傾斜の影響を排した車速連動施肥により施肥量の変動を減らすことができる。作業速度1.1m/sでの作業能率は約...
要約 定置型イチゴ収穫ロボットは、循環移動式栽培装置と組み合わせて、対象果実の三次元位置、着色度、重なり度合を計算し、果柄を切断して摘み取る。夜間に加え、昼間でも稼働でき、収穫割合は42~79%で、作業...
要約 上フタと下フタの1辺が連結された容器の一部でイチゴの果柄を把持し、果実に触れるものがない状態で一果ずつ包装する容器である。包装から消費までの損傷発生や質量減少を低減でき、品質を保持して長距離輸...
要約 刈り取ったキャベツを機上で作業者が選別・調製して大型コンテナへ収容することのできるキャベツ収穫機である。主に加工・業務用のキャベツを精度良く、2.9a/hの能率で収穫することができ、手作業に比べて10...
要約 回転ふるい方式の既存機よりもけん引抵抗が小さく、広い作業幅で高速作業ができるコンベア方式の石礫除去機である。既存機に比べ、時間当たりの作業能率が約2倍になり、全長が短く小回りが効く。 キーワード...
要約 コンテナ単位で投入された府県産の貯蔵乾燥されたタマネギを1玉ずつ分離し、向きを一定に揃え、根と葉の切除を1秒に1個程度の速度で行う。2名1組で作業を行い、手作業の2倍程度に相当する1700個/人・h程度の...
要約 圧縮空気による皮むきと太さ判別を同時に行える長ネギ調製機である。センサを用いた太さ判別機能と回転ノズルを用いた高能率な皮むき機能により、熟練者並みの調製作業を行うことができる。また、ノズル加温...
要約 イチゴの循環移動式栽培装置は、栽培ベッドを循環移動させることで、慣行高設栽培のおよそ2倍の密植栽培ができ、単位面積あたりの収量が増加する。作業者は定位置で定植や収穫などができ、防除は栽培ベッド...
要約 イチゴ収穫ロボットは、つり下げ式高設栽培ベッドの通路を走行し、果実の着色度を基に収穫適期の果実を判別する。そして果柄を把持切断することにより果実に接触せず採果を行い、トレイに収容する。収穫率は...
作業能率向上と空気使用量節減が可能な長ネギ皮むき用回転ノズル
要約 圧縮空気を噴射する樹脂製チューブがラッパ状のガイド内壁に沿って回転し、圧縮空気を長ネギ表面の広範囲に作用させる皮むき用回転ノズルである。これを用いることで慣行固定ノズルと比較して、皮むき作業能...
要約 穂木用と台木用の給苗ユニットを有するウリ科野菜用の全自動接ぎ木装置である。半自動接ぎ木装置(以下「半自動機」)では3名必要であった運転要員を、セルトレイの補給者1名のみにすることができ、半自...
要約 開発した2条植えヤマノイモ移植機は、慣行と同等の作業精度で、作業負担度が慣行よりも93%減少する。開発機の作業能率は、作畝、移植、マルチの各作業が同時に行えるため2.2h/10a となり、慣行と比較して省...
要約 クローラタイプの乗用・歩行兼用型の丹波黒大豆用の刈取機である。作業能率は0.5~1時間/10a程度と高能率で、1条植・畝幅120~160cm、高さ25cm程度の高畝に適応でき、落莢損失は低い。 キーワード 丹波黒...
要約 若掘りゴボウの葉柄調製作業は、「葉柄リング切込器」、リング切込み後に葉柄を剥葉しながら洗浄する「ブラシ式剥葉洗浄機」、規格別に長さを切り揃える「規格揃簡易切断機」を利用することにより慣行作業の...
要約 開発した葉付きタマネギ皮剥ぎ調製機は、事前に根切・葉切を行った葉付きタマネギに圧縮空気を吹き付けて球表面の保護葉を剥ぎとるもので、本機を利用することで慣行作業の3~4倍の能率向上が図られる。 キ...
要約 切断刃の形状が曲面で、軽量かつ操作性の高い軟弱野菜の簡易根切り機である。本機を利用した ホウレンソウの収穫作業において、作業時間が手作業の29%、市販機の50%に短縮される。 キーワード 軟弱野菜、...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...