要約 チョウ目昆虫7種から新たに樹立した培養細胞は、遺伝子機能解析、薬剤開発等に利用することができる。本細胞は、農業生物資源ジーンバンクに登録されているため、配布申請によって国内の試験研究機関で利用...
バンカー法構築のための4種天敵アブラバチの寄主アブラムシリスト
要約 天敵コレマンアブラバチ、ギフアブラバチ、ダイコンアブラバチ、ナケルクロアブラバチは、それぞれ4種、2種、3種、8種の害虫アブラムシ類に寄生可能であり、ムギ類やソルゴーで増殖するアブラムシ類5種の中...
施設野菜類の主要アブラムシを防除するための2種アブラバチ混合製剤
要約 ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの1:1混合マミー製剤あるいはバンカー型製剤により、施設野菜類の主要アブラムシであるワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、ジ...
要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
要約 ネオニコチノイド系殺虫剤に抵抗性を発達させたワタアブラムシには、その作用点であるニコチン性アセチルコリン受容体の遺伝子に点突然変異がある。...
要約 施設野菜において、飛翔能力を欠くナミテントウ2齢幼虫を畝ごとに1m2あたり10~13頭、1週間間隔で2回以上放飼することでアブラムシ類を効果的に防除できる。アブラムシ類が既に多発生している場...
飛翔能力を欠くナミテントウの孵化率および産卵数は系統間交雑により回復する
要約 長期間の人為選抜により低下した、遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウ系統の生存率や繁殖力は、異なる系統間の交雑により回復する。交雑によって得られた系統は、放飼後の次世代個体の発生数が多い。 背景...
うどんこ病・つる割病・ワタアブラムシ抵抗性のメロンF1品種「アルシス」
要約 「アルシス」は、うどんこ病、つる割病およびワタアブラムシに対して抵抗性を有するアールス系メロンF1品種である。果実の品質および日持ち性ともに優れる。 キーワード メロン、うどんこ病抵抗...
万願寺とうがらしの施設夏秋栽培でのアブラムシ防除におけるバンカー法の有効性
要約 万願寺とうがらしの夏秋栽培ハウスにバンカー植物としてソルガム、代替餌としてヒエノアブラムシ、天敵としてショクガタマバエを利用するバンカー法を導入することで、ムギ類を利用する従来のバンカー法に比...
要約 遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウは、飛翔能力を持つナミテントウよりも露地栽培圃場内に長く定着し、ワタアブラムシの増殖を抑制する。 キーワード ナミテントウ、飛翔不能化、露地 背景・ねらい アブラ...
要約 構築したメロン連鎖地図の全長は877cMであり、157個のSSRマーカーを含んでいる。この連鎖地図には、うどんこ病抵抗性に関する2つの量的遺伝子座(QTL)、ワタアブラムシ抵抗性、えそ斑点病抵抗性および果...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
要約 施設栽培メロンの主要病害虫(ナスハモグリバエ、ハダニ類、ワタアブラムシ、うどんこ病)に対し、生物農薬の効率的な使用や化学農薬との併用などにより、化学農薬使用回数を50%以上削減した減農薬栽培が可...
要約 ながいものえそモザイク病当代感染個体は無病徴となることがあり、翌年に発病して収量が減少する。採種ほでの伝播を防ぐには、発病株の除去、殺虫剤の施用および補完資材の利用に加え、採種ほを一般ほと距離...
要約 ショクガタマバエ個体群を飼育維持する方法として、ナス苗に寄生させたワタアブラムシを寄主とし、ナス苗から落下する終齢幼虫を水中に受けて保存し、72時間以内にまとめて回収してピートモス等の培地上で蛹...
イチゴ品種「さちのか」の長崎型高設栽培における主要害虫の発生特性
要約 イチゴ品種「さちのか」の長崎型高設栽培においては、アブラムシ類とハダニ類が地床栽培に比べて発生が多い。一方、ハスモンヨトウは10月下旬以降になると地床栽培より少なくなる傾向にあり、アザミウマ類は...
長崎県島原半島における春作バレイショのPotato virus Y(PVY)感染時期
要約 長崎県島原半島における春作バレイショのPVY感染は、4月下旬から本格化することが多い。 キーワード バレイショ、PVY、感染時期、アブラムシ 背景・ねらい バレイショ栽培にとって重要な病害であるモザイク...
シソ科ハーブ類栽培で発生する害虫種と防除薬剤の登録データの取得
要約 シソ科ハーブ類に19種の害虫の発生を確認した。このうち、ワタアブラムシ、クロゲハナアザミウマ、ナミハダニ(赤色型)など7種は激しい被害を起こす。また、アセタミプリド水溶剤はシソ科ハーブ類のアブラ...
要約 昆虫病原性糸状菌製剤への薬剤混用は、トマトのシルバーリーフコナジラミに対してはP.f.菌製剤と脂肪酸グリセリド乳剤で、イチゴのワタアブラムシに対してはV.l.菌製剤とソルビタン脂肪酸エステル(...
要約 夏秋キュウリの有機栽培において、0.4mm目合いの防虫ネット被覆資材を活用すると、生育が促進され、アブラムシの発生が抑制され、収量が多くなる。 キーワード キュウリ、有機栽培、防虫ネット、アブラムシ ...