赤肉で大果のスモモとウメの種間雑種新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)
要約 ウメ新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)*は、ニホンスモモ「笠原巴旦杏」にウメ「養青梅」交雑して育成した。果実は60~70gと大きく、果皮はほぼ全面に赤く着色し、果肉も鮮紅色に...
要約 果樹・果実や加工品のDNA鑑定、親子鑑定、DNAマーカーデータベースや品種判別を支援するプログラムの利用により、主要果樹の品種が判別できる。 キーワード DNA鑑定、品種判別、果実、加工品 背景・ねらい...
264種類のSSRマーカーについてサクラ属標準地図上での座乗領域を同定
要約 アーモンド「テキサス」とモモ「アーリーゴールド」のF2集団6個体を用いて、合計264種類のSSRマーカーが、サクラ属標準地図上の67領域に位置付けられる。本標準地図上にマッピング済みの185種類のSSRマー...
実ウメ品種の核重率の差異と梅干し用新品種育成のために適した交雑親
要約 実ウメ57品種の果実重、核重及び果実重に占める核重の割合(核重率)を調査したところ、品種による大きな差異が認められた。果実重の約1割を核重が占める傾向にあるが、果実重の割に核重率の低い品種もあり...
要約 SSR マーカーを用いて交雑育種、偶発実生及び枝変わり由来のモモ品種の親子鑑定を行い、一部の品種で親子関係に誤りがあることが明らかになった。さらに、「上海水蜜桃」が現在の日本の生食用モモの起源品種...
日本産のモモ、アンズ及びウメ黒星病菌はスモモ果実に病斑を形成しない
要約 日本産のモモ、アンズ及びウメの黒星病菌は同一種であり、モモ、アンズ及びウメ果実には感染するが、スモモ果実には病斑を形成しない。 キーワード 黒星病、核果類、耐病性 背景・ねらい 核果類の黒星病は、...
要約 すももとうめの種間雑種「すももうめ群馬-1号」は既存の「李梅」と比較して、果実が30g程度と小さく、果形はだ円で、うめの形状を有し、紅色素や酸味が多く、赤肉のすももうめとして優れる形質を有する。 背...
要約 うめの平棚栽培法は従来の開心自然形に比べて収量が増加し、果実が大きくなる。また、収穫作業効率が2~3倍向上し、うめの低樹高化に適した栽培法である。 背景・ねらい うめの収穫作業時間は全体の50%程度...
要約 「赤芽」×「寿星桃」の F2 集団を用いて、モモの遺伝子地図を作成した。本地図は、同じ連鎖群に属する3種類の形態形質(赤葉、わい性、細葉)、及び83 種類の DNA マーカーから構成される。 背景・ねらい <...