田面水の水質およびトリハロメタン生成能に及ぼす肥培管理の影響
要約 代かき・移植・除草などの土壌撹拌や鶏糞の施用は,田面水の溶存態有機物濃度(DOC)を高め,浄水処理の際の塩素消毒でのトリハロメタンの生成能(THMFP)を高めた。塩化アンモニウム系の肥料および鶏糞の...
水稲の中山間地における黒色再生紙を活用した有機質肥料の施用による栽培法
要約 移植時に低温となる中山間地においては、除草に黒色再生紙マルチを用い、基肥にコシヒカリの場合なたね油粕80kg/10a施用し、本田病害虫防除2回で慣行栽培に近い生育・収量が得られる。 背景・ねらい 化学...
水稲の減農薬・減化学肥料栽培の付加価値と取組み事例からみたタイプ別生産・販売の特徴
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培は、慣行栽培に比べ減収しやすいが、安全性や信頼性によりプレミアムを得ることで、高付加価値化による有利販売が可能となる。また、その取組み事例は3つのタイプに分けられる...
要約 三重県内の農家における減化学肥料及び減農薬等の環境保全型農業推進上の課題について数量化3類により解析し、収量確保、新規開発、機械化の3軸を基にしたクラスター分析により農家の類型化を行ったが、省肥...
春どりダイコンとホウレンソウの組み合わせによる施設の周年利用体系の組み立て
要約 奈良県中山間地域の雨よけ施設において、2重被覆による春どりダイコンが1作と、雨よけホウレンソウが夏期を中心に4作でき、施設の高度周年利用が可能である。 背景・ねらい 本県中山間地域は雨よけホウ...
要約 岩手県北部沿岸地域の桑園で「やませ」気象年に多発しているクワ枝条の基部折損倒伏症はクワ枝軟腐病の1症状と診断され、Erwinia carotovora subsp. carotovoraを病原と認める。発生機作および当面の防除対...
要約 「はえぬき」の穂揃期における茎葉ケイ酸濃度を8%以上確保することができれば、穂いもち病発生程度を10%程度軽減することが可能である。 背景・ねらい 近年、環境保全型農業の推進に伴い各種資材による土づ...
要約 窒素肥効が期待される C/N比の低い有機質資材について、養分含有率、硝化率、タネバエ発生の有無、作物への肥効等を調査した。乾物中の窒素が 3.5%以上の資材は、化学肥料と同等の肥効が期待出来る。有機質...
要約 堆肥連用水田における有機質(窒素、燐酸)肥料の施用は化学肥料栽培体系に劣らない収量確保が可能である。有機質肥料区は土壌還元がやや強く、中期の土壌窒素もやや多くなるが、地力増強効果が高く、窒素吸収...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴