データ駆動型土壌管理のための土壌データ配信サイト「日本土壌インベントリー」
要約 データ駆動型土壌管理の早期実現に向け、「日本土壌インベントリー」ではデジタル土壌図の他に、土壌特性数値地図、土壌温度・水分推定値、土壌断面データを配信する。デジタル土壌図と作物栽培指針との連携...
要約 最新の都道府県の施肥基準関連資料から作成した施肥基準、減肥基準、有機物施用基準、土壌診断基準のデータベースにより、作物別、地域別の標準的施肥量等を手軽に把握できる。施肥の適正化が遅れている地域...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
うね内部分施用法を用いた夏秋キャベツ作の窒素収支に基づく施肥削減量
要約 夏秋キャベツ作の窒素収支によれば、慣行施肥量では窒素施肥量は過剰となる。うね内部分施用法を用いると、結球部搬出では慣行量の50%削減、全量または地上部搬出では30%削減が窒素収支から見て適正であるが...
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
イチゴの連続うね利用栽培におけるδ15N値を用いた土壌窒素依存率の推定
要約 基肥量の少ないイチゴの連続うね利用栽培では、果実の全窒素δ15N値は土壌の全窒素δ15N値を反映している。土壌窒素依存率は72~85%と推定され、慣行の53%に比べて高い。6作連続うね利用しても収量は低下しな...
環境保全型稲作技術の面的な取り組みによる流出負荷低減効果の定量的評価
要約 化学肥料・化学合成農薬の使用削減と適正な水管理を組み合わせた環境保全型稲作技術の面的な取り組みにより、慣行栽培と同程度の収量・品質を確保しつつ、水稲作付期に安定した流出負荷低減効果が得られ、年...
要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
フラットベッドスキャナを用いた土壌および作物体の簡易診断システム
要約 フラットベッドスキャナを用いて、土壌の全炭素含量の推定、作物の葉色の推定、土壌診断における比色分析を可能とする土壌および作物体の簡易診断システムを開発した。 背景・ねらい 安全・安心な農産物栽培...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 圃場に必要な養分の多くをふん尿で賄うふん尿主体施肥を現地に導入するためには、1.圃場を診断して施肥量を決める、2.ふん尿を肥料に換算する、3.ふん尿と肥料の施用計画を立案する、4.計画を実行する、の4...
高窒素濃度堆肥を用いたキャベツ、スイートコーン50%減化学肥料栽培技術
要約 キャベツ、スイートコーンにおいて、乾物窒素濃度が2%前後~3%前後の堆肥を見かけの窒素利用率を20~40%と推定して、化学肥料の50%を代替施用することで、慣行並の収量を得ることができる。 キーワード 堆肥...
要約 本システムは、ホストコンピュータと県内関係者をWebで連結することにより、土壌および堆肥情報を共有でき行政機関でも活用できる。また、Web上で利用者が土壌診断を行い、堆肥を利用した場合の三要素施用量...
要約 アスパラガスの半促成やハウス雨よけの、2季どり、または長期どり栽培において、株養成のための立茎開始以降に養液土耕(かん水同時施肥)を用いると、夏秋期の増収効果が高く、かん水・施肥の省力化と減肥...
要約 コマツナの可食部中の硝酸イオン含量は、栽培時期により変動する。コマツナの硝酸イオン含量を低減し、収量を維持する作付前土壌窒素の目安を明らかにした。それに基づく診断施肥(適正窒素施肥)により秋ま...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
要約 黒ボク土で熱水土壌消毒を行うと、土壌中の交換性カリウムやマグネシウムが減少するため、消毒後の土壌診断が必要である。また、土壌中の交換性マンガンの増加が起こるため、熱水の処理量は対象病害に合わせ...
要約 促成ナス「筑陽」の養液土耕栽培は、地力が中程度の圃場(全窒素濃度が0.13%)において慣行施肥量(窒素70kg/10a)を50%程度削減できる。その場合の畝中央部とかん水チューブの中間点の土壌の硝酸態窒素濃度...