植物資材の細断同時すき込み機を用いた土壌還元消毒とその殺菌作用
要約 新たに製作した小型細断同時すき込み機は、土壌還元消毒でカラシナを有機質資材としてすき込む際の揮発性抗菌物質の揮散を抑制できる。土壌還元消毒時に土壌中で増殖するクロストリジウム菌は、各種有機酸を...
要約 有機栽培の育苗では、pH上昇を無機硫黄剤の床土施用によって矯正し、有機質肥料の適正施用により、慣行並みの苗形質を確保する。除草機の作用深度を4cmとして3回除草を行い、雑草の乾物量を7g/㎡以下とし、...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
キーワード 水稲、減農薬・減化学肥料栽培、栽植密度、トビイロウンカ 背景・ねらい 福岡県では、消費者の安全・安心志向に対応するため、減農薬・減化学肥料栽培の認証制度を制定し、米の認証基準(化学肥料由来...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
要約 水稲有機農業の費用は、慣行栽培の1.5倍を要す。一方、販売価格は通常の1.3~1.7倍である。水稲の有機農業に取り組む際には、最低でも420kg/10a以上(価格15,000円/60kg)を実現し、物財費と雇用労賃を補...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
要約 本機は、硬度が高く石れきを含む果樹園の土壌に適応可能で、約70cmの間隔で幅7cm、長さ25cm、深さ20cm程度の穴を掘削し、同時に土壌中に肥料を施用したあと覆土することができる施肥作業機である。わい化リ...
要約 硬度が高く石れきを含む果樹園の土壌に適応可能で、約 70cm間隔で幅7cm、長さ 25cm、深さ 20cm 程度の穴を掘削し、同時に土壌中に肥料を施用したあと覆土することができる施肥作業機である。わい化リンゴ園...
要約 大区画ほ場(50a、うね長100m)でのチャの摘採や防除、整枝、中耕等の作業時間は、乗用型の摘採機や防除機、施肥・深耕機等を用いることにより慣行の可搬型摘採機を中心とした体系の34~92%で行える。 キー...
要約
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
水稲の減農薬・減化学肥料栽培の付加価値と取組み事例からみたタイプ別生産・販売の特徴
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培は、慣行栽培に比べ減収しやすいが、安全性や信頼性によりプレミアムを得ることで、高付加価値化による有利販売が可能となる。また、その取組み事例は3つのタイプに分けられる...
田面水の水質およびトリハロメタン生成能に及ぼす肥培管理の影響
要約 代かき・移植・除草などの土壌撹拌や鶏糞の施用は,田面水の溶存態有機物濃度(DOC)を高め,浄水処理の際の塩素消毒でのトリハロメタンの生成能(THMFP)を高めた。塩化アンモニウム系の肥料および鶏糞の...
水稲の中山間地における黒色再生紙を活用した有機質肥料の施用による栽培法
要約 移植時に低温となる中山間地においては、除草に黒色再生紙マルチを用い、基肥にコシヒカリの場合なたね油粕80kg/10a施用し、本田病害虫防除2回で慣行栽培に近い生育・収量が得られる。 背景・ねらい 化学...
春どりダイコンとホウレンソウの組み合わせによる施設の周年利用体系の組み立て
要約 奈良県中山間地域の雨よけ施設において、2重被覆による春どりダイコンが1作と、雨よけホウレンソウが夏期を中心に4作でき、施設の高度周年利用が可能である。 背景・ねらい 本県中山間地域は雨よけホウ...