フザリウム群集のPCR-DGGEを利用したアスパラガス連作圃場の診断指標
要約 アスパラガスに病原性を有するフザリウムを識別・解析可能なPCR-DGGE法で検出されるバンド全体に占めるFusarium. oxysporum f.sp. asparagi由来のバンド強度の割合は連作障害発生圃場で高...
要約 アスパラガスの立茎長期どり栽培において、窒素吸収パターンに合わせて被覆燐硝安加里肥料を使用することにより、追肥を省略し、新潟県慣行窒素施用量60kg/10aに対し、30%の窒素を削減して慣行法と同等の収...
キーワード アスパラガス、肥効調節型肥料、有機質肥料、省力、減化学肥料 背景・ねらい アスパラガス半促成長期どり栽培では、福岡県の減農薬・減化学肥料認証制度の基準(化学農薬散布回数18成分、化学肥料由来...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培で近紫外線除去フィルムを展張すると、モモアカアブラムシ、ネギアザミウマの発生を低減し、農薬散布回数を30%削減できる。ネギアザミウマは、高さ1m付近の側枝をA4判の虫見...
アスパラガス改植後の土壌理化学性・前作残存根分解からみた生育不良要因
要約 アスパラガス改植後の生育不良圃場では、作土層、次層とも孔隙率・気相率が小さく、特に次層は難透水性が多い。前作残存根の分解率は、炭素、窒素とも春改植では8週間、秋改植では6ヶ月間で約70~80%になる...
要約 春芽栽培期間中のアスパラガスにおいて、1月20日から3月23日にかけて4回分施を行った場合、いずれの施肥時期でも肥料由来窒素は吸収されており、春芽に利用される窒素は前年貯蔵根蓄積分だけではない。立茎...
要約 アスパラガスの立茎夏秋どり栽培において、堆肥5~7t/10aをうね上施用すると、全層施用に比べてアスパラガスの1本重が重く株当たりA品収量が多くなる。このとき、うね上施用の堆肥と土壌との間にアスパ...
要約 アスパラガスの立茎長期収穫栽培において、2年生株の場合、リニア型140日タイプの肥効調節型肥料を基肥として施用することにより、追肥を省略できる。また、慣行窒素施用量60kg/10aに対し、20%の施用窒素を...
要約 アスパラガスにおいて牛ふんと油粕を乾物重量比で1:1に成分調整成型化した堆肥とシグモイド120日タイプ被覆尿素肥料を組み合わせた施肥法は慣行と同等の収量が得られ、4月の立茎開始時期以降の化学肥料窒素...
要約 西南暖地におけるアスパラガスの雨よけ半促成長期どり養液土耕栽培において、40kg/10a程度の窒素を施肥することによって、3年目の総収量が3t/10a程度得ることができる。 キーワード アスパラガス、養液土耕...
要約 半促成長期どりアスパラガス栽培におけるもみがら牛ふん堆肥施用量は、定植初年目に年間10t/10a施用、2、3年目には年間4t/10a施用で安定的な収量確保ができ、土壌中の交換性カリの過剰蓄積が避けられる。 キ...
要約 アスパラガスの半促成やハウス雨よけの、2季どり、または長期どり栽培において、株養成のための立茎開始以降に養液土耕(かん水同時施肥)を用いると、夏秋期の増収効果が高く、かん水・施肥の省力化と減肥...
要約 アスパラガス栽培において牛ふん籾殻堆肥や籾殻堆肥を厚さ2~3cmに表層施用すると、堆肥からの窒素供給により生育がよくなるが、表層土及び下層土への養分の移行は少ない。また、地温の変化が少なく、8割以...
半促成長期どりアスパラガスにおける初年目牛ふん堆肥の適正施用量
要約 半促成長期どりアスパラガスにおける牛ふん堆肥は、10a当たり10t~30t施用すると、初年目の収量は安定する。しかし、堆肥施用量が30tになると下層土壌の硝酸態窒素濃度が高く推移する。 キーワード アスパラ...
アスパラガスの無加温施設での夏秋どりにおける定植時期と1年目の収量
要約 アスパラガスの無加温施設を利用した夏秋どりでは、定植後1年以内の収穫が可能であり、7月に播種し、9月に定植した場合には、翌年の6月~9月までに150kg/aのA品収量が見込まれる。12月下旬に播種し、3月上旬...
成果の内容・特徴