キーワード シクラメン、肥効調節型肥料、マット底面給水 背景・ねらい シクラメン栽培では液肥を主体とした施肥法が普及しているが、より省力化を図るためマット底面給水栽培における肥効調節型肥料を用いた施肥...
背景・ねらい シクラメンでは、簡易栄養診断を活用した施肥管理技術が普及してきたが、より省力化を図るため、肥効調節型肥料を用いた施肥管理技術を確立する。そのため、基礎データとして、生育ステージ別養分吸...
要約 落葉後に枝を採取し、ごく簡易な方法でNPS(ニンヒドリン陽性物質)含量を測定することにより、モモ樹の初期生育を推定することが可能である。 背景・ねらい モモ園では不順天候や園地の老朽化による樹勢の...
葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
要約 西南暖地におけるアスパラガスの雨よけ半促成長期どり養液土耕栽培において、40kg/10a程度の窒素を施肥することによって、3年目の総収量が3t/10a程度得ることができる。 キーワード アスパラガス、養液土耕...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8 g / m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収...
要約 キタノカオリの子実タンパク質含有率12%を目標とした葉色診断において、穂揃期の葉色が52以上の時はそれ以上の追肥は行わず、50~52の時は穂揃期に3kg/10a、50未満の時は6kg/10a程度の追肥を行う。 キーワー...
要約 夏秋どりトマトの養液土耕において各生育時期の窒素施肥および栄養診断基準を 設定し、栄養診断に基づく肥培管理マニュアルを作成した。これにより慣行栽培と比べ多 収で経済性に優れ、減肥により環境負荷が...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
アルストロメリアの汁液硝酸およびカリウム濃度の変動とその要因
要約 アルストロメリア葉身汁液の硝酸およびカリウム濃度は施肥量を反映し、診断指標として利用可能である。しかし、特に硝酸濃度は採花量と連動した季節変動や年次変動など栄養状態以外の条件で変動する割合が大...
要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...
要約 放牧草地の年間施肥量は、放牧圧に応じて地域ごとに定まる年間の養分補給量を基本とする。また、草量確保に要する養分量の過不足を牧区ごとの土壌診断等によって評価し、修正に必要な施肥量を算出する。この...
要約 使用済み養液を系外に排出せず低コストで簡易な養液栽培法‘毛管ポット耕’を開発した。毛管ポット耕は防根透水性の不織布ポットに培土を詰め底面給液方式で作物を栽培するものである。夏秋トマトでは土壌溶液...
要約 トマト半促成栽培における葉柄汁液を用いた栄養診断に基づく追肥法では、基肥窒素3.8~7.5kg/10a程度を施用し、葉柄汁液の硝酸濃度が2,000ppmを下回ったら窒素肥料を追肥することで、目標の収量が確保でき、...
夏秋ギク「岩の白扇」の葉身汁液窒素栄養診断での最適葉位と診断指標
要約 夏秋ギク「岩の白扇」の葉身汁液による窒素栄養診断には、下位葉(下位6~10葉)が適当である。葉身汁液中の硝酸イオン濃度は、消灯前までは3000~6000ppm程度、それ以降は6000ppm程度を目安に施肥管理を行...
トマトの養液土耕栽培における葉柄汁液中硝酸イオン濃度の診断指標
要約 半促成及び促成トマトの養液土耕栽培において、果房直下葉の葉柄汁液中硝酸イオン濃度を用い、生育ステージ別の栄養診断指標を作成した。 キーワード 養液土耕、果房直下葉、栄養診断指標、硝酸イオン濃度、...
水稲湛水直播栽培における収量60kg/aの生育モデルと苗立数不足時の追肥の効果
要約 ひとめぼれの湛水直播栽培における収量レベル60kg/a、1等米格付の生育モデルを作成した。また、苗立数不足の場合は、播種1ヶ月後の追肥により標準苗立数と同等の収量が確保される。 キーワード ひとめぼれ、...
良食味安定生産のための水稲品種「めんこいな」の目標生育量と幼穂形成期の生育・栄養診断値の策定
要約 水稲品種「めんこいな」の良食味安定生産のために、10a当たり収量660㎏を想定した幼穂形成期の目標生育量である生育診断値(3.9x104)、栄養診断値(1.5x106)を策定した。診断に基づく追肥により、良食味...
要約 光ファイバーを装備した分光放射計を使用し、穂ばらみ期から穂揃い期の水稲群落の直上60㎝以上で計測した相対反射スペクトルの微分データから、水稲窒素含量および乾物重が推定でき、籾数及び玄米窒素濃度を...
要約 葉柄汁液を用いたトマトの窒素栄養診断における採取部位は第1果房直下葉の先端小葉葉柄が最適である。収量、施肥効率および跡地の残存窒素を考慮して栄養診断基準値を葉柄硝酸濃度4000~7000ppmとし、診断...