耕作放棄地等における周年親子放牧のための「牧草作付け計画支援システム」
要約 耕作放棄地等の農地を集積して周年親子放牧を開始する際の、牧草作付け計画の策定を支援するシステムである。各牧場の条件(気象、圃場面積、土地条件、家畜飼養頭数等)を考慮して、年間を通じて総合的に低コ...
要約 簡易GPSの位置情報から得られる、おおむね0.25~0.70km/時の速度で牛が歩行している時間帯を採食行動時間とみなすことができる。約0.25km/時の遅い速度で、歩行範囲が狭ければ非採食時間であるので、歩行...
要約 家畜ふん尿の肥効に基づいて、地域、土壌、作物ごとに乳牛1頭当たりのふん尿還元必要面積を設定し、ふん尿還元可能な圃場ごとの飼養可能頭数を積算することにより、適正な養分循環に基づく乳牛飼養可能頭数...
傾斜放牧草地の谷部を無施肥管理すると土壌水中の硝酸態窒素は低減する
要約 傾斜草地からなる集水流域の谷部草地を無施肥管理すると、通過する土壌水中の硝酸態窒素濃度を環境基準値10mgN/L以下に低減できる。その無施肥草地の谷に沿う距離あたりの土壌水中硝酸態窒素濃度の低減率は0...
要約 酪農専業地帯で、家畜ふん尿による環境負荷を軽減するには、農家の草地管理と 家畜ふん尿利用を支援する地域的な取り組みが必須である。そのため、農協コントラクタ ーを主体とした具体的な取り組み事項とそ...
要約 黒毛和種哺乳子牛にローラーミル粉砕トウモロコシを50%含む別飼飼料を給与すると蒸煮圧ぺんトウモロコシ給与に比べ放牧草乾物摂取量が3~19週齢の平均で20%増加する。粉砕トウモロコシの給与適期は放牧草...
優良シバ型草種の選定と吹付け法による法面等の簡易草地造成技術
要約 センチピードグラスやカーペットグラスは在来(育成)ノシバ等に比べ、広がりが速く早期造成が容易であり、かつ乾物消化率も高い。センチピードグラスは可消化収量が最も高い草種である。そして、法面等の条...
要約 旭川市内の山地酪農放牧草地の年牧草乾物生産量は、不耕起造成20年経過後も5.5t/haに維持されている。年間を通じて草高を10cm以下に保つ管理により、多種のイネ科牧草とシロクローバが高い植被率で維持され...
九州低標高地におけるシバ(Zoysia japonica)草地の牧養力
要約 九州低標高地の無施肥条件下のシバ草地においては、5月上旬から11月上旬まで1haあたり肉用繁殖牛では3頭、肉用育成牛では4頭の放牧が可能である。育成牛放牧時には濃厚飼料を体重比1%程度給与すると0.7kg/d...
要約 傾斜地における放牧育成牛は等高線沿いに歩行する傾向が強く,斜面の緩急による運動量の増加は少ない.しかし舎飼牛と比較すると胸最長筋浅部,大腿直筋,半膜様筋で好気的代謝が盛んなⅠ型筋線維が増加する...
要約 傾斜地における放牧育成牛は等高線沿いに歩行する傾向が強く,斜面の緩急による運動量の増加は少ない.しかし舎飼牛と比較すると胸最長筋浅部,大腿直筋,半膜様筋で好気的代謝が盛んなⅠ型筋線維が増加する...
要約 中山間地域の、高冷地、急傾斜地の条件で、良質で安定した粗飼料生産と省 力化のための機械化体系が必要である。従来のダイレクトサイレージ体系とロールベールサイレージ体系の作業時間の比較と、さらに大...
要約 造成後におけるイネ科傾斜草地の家畜生産(推定被食TDN量)は,利用3年目に最大となり,利用3年目(3.8t/ha)を100とすると10,15,20および25年目ではそれぞれ約72,54,42および48である。 背景・ねら...