要約 「さくひめ」は早生で果実肥大に優れ食味良好なモモ新品種である。本系統の休眠覚醒するために必要な7.2°C以下の低温要求時間は約560時間であり...
ミルキークイーンの出穂性を改変した水稲新品種「ミルキーサマー」
要約 低アミロース米品種「ミルキーサマー」は「Kasalath」の出穂遺伝子Hd1を有する「ミルキークイーン」の準同質遺伝子品種である。出穂性は「ミルキークイーン」と比較して関東で早生に、亜熱帯環境で...
要約 パパイヤの新品種「石垣ワンダラス」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した両性系統である。半わい性の生育特性を持ち、大果で糖度が高く食味がよい。 キーワード パパイヤ、半わい性、大果、...
ミルキークイーンの出穂性同質遺伝子水稲新品種候補系統「関東IL7 号」
要約 「関東IL7 号」は、「ミルキークイーン」の遺伝的背景に出穂遺伝子Hd1 を含むインド型品種「Kasalath」の染色体断片約560kb を有する低アミロース米系統である。出穂性は、「ミルキークイーン」と比較して関...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...
要約 夜温15℃前後の無加温栽培におけるパッションフルーツ(品種:「サマークイーン」)の冬季収穫果実は酸含量が高い。昼温30℃、夜温25℃程度に管理する加温栽培を行うことにより、酸含量が低く糖酸比の高い果...
要約 シロサポテ品種「クシオ」の果実は、肥大停止後も果肉糖度および乾物重割合が上昇する。渋み成分であるポリフェノールの含量は、果実成熟後期も緩やかに減少する。収穫適期は受粉後200日以降である。 背景...
沖縄におけるイチゴの年内収穫と2作型組合せによる収量の平準化
要約 沖縄ではイチゴ「さちのか」の自然分化苗は年明けから収穫が始まる。20日間の短日夜冷処理を行うと12月上中旬から収穫が始まるが、収穫の中休みが生じる。短日夜冷苗と自然分化苗を同面積栽培すると収量の平...
要約 亜熱帯沖縄におけるイチゴ栽培には、早生性、浅休眠性、良日持ち性、良食味性を有する促成用品種「さちのか」が適する。本品種の効率的な苗生産方法として、一次ランナー苗を親株に用いる二段階採苗法が有効...
要約 黒毛和種去勢牛に対しサツマイモ主体の飼料(脂肪酸カルシウムと尿素を添加)を給与することにより、粗飼料の摂取量が多く、良好な増体を示す。またロース芯面積の大きい、皮下脂肪の少ない、そして良好な食...
要約 4・5月出荷のスイートコーン品種として、イエローコーン系では「FS-702」と「イエロークイーン」が有望である。バイカラー系については、該当する適品種は選定できなかった。 背景・ねらい 亜熱帯の沖縄では...
要約 ホワイトサポテのハウス栽培における数品種の果実品質特性の調査によると、「ライニキコマーシャル」及び「イエロー」が糖度・食味の面から優れている。 背景・ねらい ホワイトサポテ(Casimiroa edulis L...
要約 亜熱帯に位置する南西諸島では、高温のため夏期の野菜栽培が困難である。そこで、夏期の野菜生産品目の多様化をめざして、夏期収穫の可能な耐暑性サヤインゲン「石垣1号」を品種育成した。 背景・ねらい 南...
要約 亜熱帯に位置する南西諸島で夏期栽培用の耐暑性サヤインゲン「石垣1号」を品種育成し、サヤインゲンの夏期栽培を組み合わせた新しい作付体系の可能性を拓いた。 背景・ねらい 南西諸島は亜熱帯に属しかつ高...