要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねらい 酪...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねら...
実態調査から見た牛ふん尿連年施用圃場における土壌と飼料作物の化学性
要約 牛ふん尿を連用しているトウモロコシ飼料畑について、土壌と作物の化学性の実態を調査した。土壌の硝酸態窒素の増大やカリ集積、並びに家畜への悪影響を回避するには、ふん尿施用量の上限を10t/10aとするこ...
要約 イタリアンライグラスを通常量の2倍で厚播きすることにより、カラクサナズナの生長と着花を抑制できる。また、この場合のイタリアンライグラス中への本雑草混入量は微小であり、それを採食した牛の牛乳にも...
オーチャードグラスの2番草成分の品種・個体間差と近赤外分析による推定精度
要約 オーチャードグラスの2番草の、ADF、NDFを分析し、大きな品種間差異がみられた。その試料から近赤外分析用検量線を作成し、精度の高い2番草用検量線を得た。従来の化学分析より迅速に成分分析が可能で、育種...
要約 単位乾物摂取量当たりの採食・反芻合計咀嚼時間は自由採食量、乳量と負の相関関係にあるが、乳脂率とは正の相関関係にあり、3.5%乳脂率を維持するために必要な粗飼料の物理性を咀嚼行動を指標にして示せば、...
要約 黒毛和種(父牛)とホルスタイン種(母牛)から生産した交雑種データを用い、遺伝的パラメーターおよび父牛の育種価を推定する。父牛ごとの遺伝的な能力差が明確に示される。また増体量、枝肉単価について高...
要約 黒毛和種(父牛)とホルスタイン種(母牛)から生産した交雑種データを用い、遺伝的パラメターおよび父牛の育種評価を推定する。また増体量、枝肉単価について高い遺伝率が得られることから、交雑種を用いた黒毛...
要約 PCR法の利用による胚の段階での性判別について、野外牛を対象に実施したところ、Aランク胚ではバイオプシーによる受胎率の低下はなく、実用性が高いと認められた。 背景・ねらい 分子生物学の発達は、Polime...
要約 群落の分光反射係数を測定し、可視光域の反射係数、反射係数比や可視光域および近赤外光域における反射係数の一次微分係数を用いたときギニアグラスの粗蛋白質含量、繊維成分含量との間に高い相関係数が得...
要約 群落の分光反射係数を測定し、可視光域の反射係数、反射係数比や可視光域および近赤外光域における反射係数の一次微分係数を用いたときギニアグラスの粗蛋白質含量、繊維成分含量との間に高い相関係数が得ら...
飼料用エチルアルコール利用による低水分ラップサイレージ調製技術
要約 エチルアルコール添加処理によりラップサイレージのカビ発生が少なく高品質で、不快臭がまったくなく芳香性に優れ、飼料給与作業も快適に行える。また乳牛では採食性が極めて良く、体重の回復と泌乳の持続性...
要約 酪農経営が受精卵移植によって和子牛(黒毛和種の肥育素牛)を借り腹生産するコストは、ドナーの借上料、1回当りの採卵個数、受胎率によって大きく左右されるが、岩手県下の現状では約23~35万と試算され、酪...