要約 「ほしじるし」は中生の多収の粳種で、炊飯米は「コシヒカリ」よりわずかに硬く、粒がしっかりとして良食味である。「とよめき」は早生の極多収の粳種で、炊飯米は硬く、粘りすぎないことから冷凍チャーハン...
カドミウム低吸収性の水稲品種「きぬむすめ環1号」、「にこまる環1号」および「たちはるか環1号」
要約 「きぬむすめ環1号」、「にこまる環1号」および「たちはるか環1号」は、各々「きぬむすめ」、「にこまる」および「たちはるか」のカドミウム(Cd)低吸収性同質遺伝子系統である。各々の品種により、Cd低吸収...
反収900kg以上の多収米が安定収穫可能となる小型汎用コンバイン用の多収米収穫キット
要約 開発した多収米収穫キット(多収米用揺動選別部品と多収米用穀粒搬送部品)を小型汎用コンバインの標準部品と交換することにより、粗玄米収量900~1,000kg/10aの多収米を主食用米と同程度の精度と作業速度で安...
"やや早"熟期で高温登熟耐性が優れる多収水稲新品種候補系統「西海291号」
要約 「西海291号」は「きぬむすめ」、「日本晴」よりやや遅い熟期の"やや早"に属するうるち種である。「きぬむすめ」より約7%多収で、高温登熟耐性に優れ、倒伏に強い。炊飯米はやや硬く、炊飯米の食味は良好で...
要約 夏季が高温多照となる温暖地西部において、新規需要米多収品種は一般品種より2~5割の多収を示す。「タカナリ」「北陸193号」は1t/10aの多収能力を示すが、日射条件により籾数や登熟が変動し易い。一方「ミ...
エネルギー収支・経済性・環境負荷からみたバイオマス利活用シナリオの評価法
要約 都市近郊農畜産業地域の地域性やバイオマス変換技術の導入可能性に基づいてバイオマス利活用を推進するためのシナリオを作成し、エネルギー収支、支出・収入、温室効果ガス排出量を現状と比較することにより...
低アミロース水稲品種「ミルキークイーン」の食味特性とその利用
要約 水稲の低アミロース品種「ミルキークイーン」は、アミロース含量が「コシヒカリ」より低いため、飯米の粘りが強く、冷えても硬くなりにくい。白飯のほか、おにぎり、胚芽米飯、調理米飯および食味が中程度の...