要約 シャキシャキ・パリパリといった擬音語で表現されるキュウリの食感"クリスプネス"には複数のQTLが関与する。そのうち、第3染色体上には、栽培年次や交配組み合わせが異なる3集団に共通してクリス...
要約 「きゅうり中間母本農5号」が有するうどんこ病高度抵抗性には少なくとも4個のQTLが関与する。特に、第5染色体上に座乗する最も大きな効果をもつQTLpm5.3とその近傍に位置するpm5.1を両方もつ個体は強い抵抗...
デジタルカメラで撮影した画像を用いたリンゴ果肉褐変の効率的な評価法
要約 デジタルカメラで撮影した画像内の複数領域における色彩値の同時定量を行い、Browning indexによるリンゴの果肉褐変の客観評価を効率的に行う手法である。野菜スライサーと抜き型で調製された果肉ディスクを...
rG植生指標による育種の効率・客観化のためのアプリケーション「HojoLook」
要約 アプリケーション「HojoLook」は画像解析の知識や技術不要で、飼料作物育種の個体選抜圃場や生産力検定条播圃場における草勢および罹病程度を効率的・客観的に評価する相対緑赤植生指標(rG)評価法を実施でき...
要約 ドローンと深層学習を利用した牧草育種における優良個体の効率的・客観的選抜のためのAI評価法である。視覚的評価形質である草勢、越冬性、罹病程度を対象に育種家と同様の評価が可能である。育種家が圃場の...
ドローン空撮画像と画像解析から得たrG植生指標による育種の効率・客観化
要約 ドローンと画像解析法から簡便に取得できる相対緑赤植生指標(rG)法を用いることにより、飼料作物育種の個体選抜圃場や生産力検定条播圃場における草勢および罹病程度を効率的・客観的に評価できる。 キーワ...
要約 施肥前の水田作土土壌を使って水稲を14日間栽培して、水稲幼植物の放射性セシウム濃度を測定することにより、カリウムを施用せずに栽培した場合の玄米の放射性セシウム濃度を推定することができる。 キーワ...
要約 携帯型分光計を用い、リンゴの果皮表面から波長域650~740 nmの散乱光の反射率を測定することで、果皮のクロロフィル含量を迅速かつ高精度に測定できる。収穫適期の指標となる地色やデンプン指数を評価でき...
要約 ラピッドビスコアナライザーの測定容器(RVA缶)を用いて炊飯から物性測定までを行う炊飯米物性評価法である。物性測定容器を用いて炊飯することで5 gと少量の精白米で一日に最大50点程度の炊飯米物性が評価可...
要約 直がけ被覆栽培の影響が強く表れる一番茶新芽の形質は、葉面積あたりの葉乾物重およびクロロフィルa/b比、エピカテキン、エピガロカテキン、テアニンなどである。また、新葉中のクロロフィル含量を現場で推...
家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
要約 sRAGEへの結合能により刺激性AGEsと評価されたAGEsが、実際に加齢性疾患の引き金となる細胞機能不全を誘導する細胞内シグナル伝達系が確認される。このことから、sRAGEへの結合能を指標にした評価法が、加齢...
イアコーンサイレージ給与乳を原料とするUHT牛乳およびヨーグルトの官能評価特性
要約 配合飼料の一部をイアコーンサイレージに代替することで、生産乳を原料とする超高温殺菌(UHT)牛乳は一般消費者からおいしいと評価される。またドリンクタイプヨーグルトは、香り・酸味に特徴があると評価さ...
要約 ドローンと画像解析法で得られる指標relative Green Red Vegetation Index (rGRVI)を利用し、牧草の草勢および罹病程度を評価する手法である。本手法は、牧草育種における優良個体の効率的・客観的選評価に...
菌の有機物分解能力を評価する ―マツタケ類の分解能力の多様性が明らかに―
要約 菌の有機物分解能力を簡単に把握するため、色素を結合した多糖類を用いた評価法を開発し、マツタケおよび近縁種の分解能力の多様性を明らかにしました。 背景・ねらい 菌根菌であるマツタケは、生きた樹木の...
要約 温室内で生育させたブドウ挿し木苗あるいは交雑実生幼苗に低濃度のブドウ黒とう病菌を噴霧接種し、病斑の大きさを主要な指標として病徴を達観評価することで、黒とう病抵抗性を安定的に評価できる。 キーワ...
要約 播種箱を用いたイネ冠根の伸長方向および数を分布として評価する簡易検定法は、従来のバスケット法に比べて、調査期間を短縮し、かつ単一面積当たりの調査個体数を大幅に増やすことができ、多様な遺伝資源や...
食感・形状の定量的評価法を用いた多様なキュウリの果実品質の特徴付け
要約 キュウリ果実の食感をクリスプネスインデックスやフラクタル次元解析、形状を楕円フーリエ法・主成分分析によって定量的に評価することで、世界の多...
要約 赤外光を利用してササゲ子実の粉体サンプルの窒素含有量を推定し、これをタンパク質含有量に換算することにより、育種過程で利用可能な子実タンパク...
おとり植物を用いた土壌中のジャガイモモップトップウイルスの定量評価法
要約 土壌懸濁液の10倍段階希釈液中でおとり植物のミニトマトを3週間栽培後、各希釈段階におけるミニトマト根部からのジャガイモモップトップウイルス(PMTV)の検出数から、最確値法により土壌中のPMTV汚染程度を...