要約 キクとハマギクとの雑種を、胚珠培養により作出することができた。交配に用いたスプレーギク`スワン''及び`91-SA-18-22''では、培養に適した胚珠の採取時期と培地のショ糖濃度及び供試胚珠当たりの正常生育...
要約 広島菜(Brassica campestris)の葯培養は、1核期前期の未熟花粉を含む葯を、生長調節物質を含む修正B5培地に置床し、35℃1日間の前処理後、25℃暗黒下で培養すると、効率的に不定胚を形成し、植物体再生が...
要約 不定胚または不定芽培養系で再生した個体の後代から果実の低温肥大性を有する変異個体の選抜ができる。即ち、低温発芽性で1次選抜し、その中から低温肥大性を有する個体の選抜を行えば、育種素材のその他の...
要約 「守口ダイコン」の小胞子培養で胚様体を誘導する技術を開発し、これを植物体に養成し順化・鉢上げした後、自殖することで完全固定系統を作出することができ、これを活用した F1育種が可能になった。 背景・...
クルメツツジにおけるモチツツジおよびキシツツジの遺伝的関与の判別法
要約 ヤマツツジ節野生種は毛状突起の有無と気孔およびその周囲の表皮細胞の形状に節内変異をもつ。これらの形質は、園芸品種に対するモチツツジおよびキシツツジの遺伝的関与を示す指標となる。これを利用して、...
要約 裸麦のアミロース含有率の簡易測定法として、ヨウ素呈色法として、ヨウ素呈色法とλMax法は電流滴定法の11~13%の測定時間で精度も高い。近赤外分析法は極めて迅速ではあるが精度が劣る。 背景・ねらい ...
要約 食葉性害虫であるウリハムシモドキの被害が有毛だいず品種上で抑制されること。また本虫の摂食量と葉面上との間に負の相関関係があり、毛密度の高い品種ほど被害が少ないことを確認した。 背景・ねらい 食葉...
成果の内容・特徴