要約 高級酒用酒米新品種「佐香錦」を育成した。「五百万石」よりも5日程度晩生で、多収である。玄米品質は「五百万石」並みで良質である。醸造適性は「五百万石」を上回り、きき酒評価は「山田錦」と同程度であ...
無核性、良食味性及び機能性成分付与に有効なカンキツ中間母本候補「G-169」
要約 「G -169」は「キングマンダリン」と「無核紀州」の雑種である。果実は風味が良く良食味で、機能性成分に富む。また、健全花粉を持つが、雌性不稔で無核であるので、無核性、良食味性及び機能性成分高含有...
ガンマ線を照射した「太田ポンカン」種子から獲得した珠心胚実生の果実品質の差異
要約 かんきつ「太田ポンカン」では、珠心胚実生の育成により減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られ、種子にガンマ線を照射し、育成した珠心胚実生では、さらに減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られる。鹿児島県...
要約 鉢物用のアザレア2品種を育成した。「越の淡雪」はやや大輪・ホースインホースタイプの半八重咲きの白色花、早生で促成栽培に適し、9月下旬に開花する。「越の舞姫」は大輪・半八重咲きの桃色花、やや晩生...
要約 イチジクの腋芽を利用した茎頂培養系と植物体の増殖・発根条件を確立し、その培養系を用いて腋芽にコルヒチン処理を行うことにより、根端細胞の染色体数を倍加させた4倍体イチジクを作出した。 背景・ねら...
要約 リンゴ新品種「さんたろう」は、「はつあき」に「スターキング・デリシャス」を交雑して育成した中生品種である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。生食用品種の中では酸味が強い。果実は大きく、...
要約 チューリップの球根の根は、ほぼ同時に発根して均一な材料が得られることから根端培養の材料に適している。培養にはMS培地を基本培地として、2,4-DおよびBAを各0.1mg/l添加で緑色の球体が得られ、2,4-Dを...
濃赤色で酸味のある中生のリンゴ新品種候補「リンゴ盛岡50号」
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡50号」は、「はつあき」に「スターキング・デリシャス」を交雑して育成した中生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。生食用品種の中では酸味が強い。果実は...
要約 イチジクの雌品種であるサンペドロ型及び普通型品種には、夏果に雄ずいを着生するものがあり、その花粉は稔性があって、雌品種間の交配が可能である。 背景・ねらい イチジクは雌性雌雄異株で単性花しか着生...
要約 温室内に設置したベッドで、供試品種を10個体ずつ栽培し、出穂後室温を昼間30~32℃、夜間25~27℃に調節する。成熟期に各個体から1穂ずつ採取し、玄米の背白米と基白米の発生率を調査し、それを基準品種と比...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
サツマイモネコブセンチュウ2系統に対するカンショ主要品種の抵抗性
要約 サツマイモネコブセンチュウ西合志系統と都城系統のカンショ主要品種での増殖率は、品種間および線虫系統間で大きく異なる。ミナミユタカ等9品種は両系統に対し増殖率1倍以下の抵抗性強、農林2号等3品種は西...
要約 ぶどうの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい 大粒ぶどうの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨峰群...
要約 新しい切花用バラ品種「ロゼヴィアン」を交雑育種により育成した。新品種の花色、花形は親品種「ローテローゼ」に類似する。「ローテローゼ」に比べ、花首長や葉長・葉幅が短いことから、草姿はコンパクトに...
要約 窒素供給量の多い圃場で栽培した暖地型牧草の硝酸態窒素含有率には、草種間差と品種間差があり、バヒアグラスの硝酸態窒素はローズグラスの5分の1以下である。現有の育成系統から低硝酸態窒素のバヒアグラス...
要約 ブドウの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA 量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい
大粒ブドウの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡49号」は、「あかね」に「Early Blaze」を交雑して育成した極早生系統である。赤色リンゴで、着色がやや不良で果梗が短いが既存の極早生品種と比べて良食味で、日持ち性が優れ...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」は、「ふじ」に「はつあき」を交雑して育成した中晩生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。芳香があり、甘く、食味良好である。果実はやや小さいが、...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡49号」は、「あかね」に「アーリー・ブレイズ」を交雑して育成した極早生の赤色リンゴ系統である。着色がやや不良で果梗が短いが既存の極早生品種と比べて良食味で、日持ち性...
外観・食味が優れた中生のリンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」は、「ふじ」に「はつあき」を交雑して育成した中生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。芳香があり、甘く、食味良好である。果実はやや小さいが、...