アフリカ産低品位リン鉱石を用いて製造したリン肥料は天水稲作で輸入肥料を代替できる
要約 未利用のアフリカ産低品位リン鉱石を用いて製造したリン肥料は、ブルキナファソの天水稲作において、高価な輸入リン肥料である過リン酸石灰と同等の施肥効果を示すことから、代替となり得る。収量に寄与する...
西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる
要約 インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を 10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できる。 キーワード 堆肥、未利用資源、火山...
ホタテガイ加工残さを原料とする速効性有機液肥・培土の製造法および使用法
要約 微生物複合発酵により、ホタテガイ加工残さから速効性有機液肥および育苗用培土を製造できる。有機液肥は、低分子のペプチドを含有し、速やかな肥効を示す。液肥は、水稲育苗やトマト本圃用追肥として、培土...
牛ふん剪定残さ混合堆肥は夏作前施用で秋冬期レタスに肥料効果が得られる
要約 牛ふん剪定残さ混合堆肥を夏作前に施用することにより、堆肥による土壌窒素の取り込み時期を避けてレタスの栽培できるため秋冬期レタスの生育が良好になる。ジャーガルにおける施用量は3.5t/10aとするが、未...
豚ぷん尿曝気液の亜硝酸イオンがコマツナ生育と亜酸化窒素発生に及ぼす影響
要約 豚ぷん尿の曝気液にはアンモニウムイオンの硝化の過程で生成した亜硝酸イオンが蓄積される場合がある。亜硝酸イオンを含む曝気液を施用してもコマツナは正常に生育するが、亜酸化窒素発生量が増加する。 ...
要約
要約 イチゴのかん水循環型高設栽培において、もみがら培地は、ロックウール培地と同等の果実収量が得られ実用性が高く、3作目までの連用も可能である。また、施肥窒素のもみがら培地への吸着量は3kg/10a程度で...
家畜ふん剪定残さ堆肥の肥効を勘案したレタス三作連続栽培における施肥法
要約 沖縄本島南部地域の未利用資源である剪定残さを原料として用いた牛ふん堆肥と豚ふん堆肥をレタス三作連続栽培でそれぞれ3.5t/10a、4.6t/10a施用することでカリの無化学肥料栽培が可能で、豚ふん堆肥について...
要約 千葉県では、施肥窒素量(10a当たり)は水稲が5.8kg、カンショが0.8kg、施設果菜が23kgであり、施用堆肥量(10a当たり)はそれぞれ3kg、344kg、1,646kgである。農地に対する年間の窒素投入量は、施肥で11,20...
要約 春期と夏秋期の二期どりを組み合わせた、新しいいちご高設栽培技術を開発した。また、林産資源を活用した軽量培地の開発と四季成り性品種「エッチエス-138」の栽培指針策定も行い、併せてこれら高設栽培の導...
要約 オカラとコーヒー粕から作成した堆肥により、ダイコンのキタネグサレセンチュウ被害が軽減できる。この原因は、堆肥の水抽出液に含まれるタンパク質様物質が、キタネグサレセンチュウに対して毒性効果を示す...
要約 〔要約〕開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却する。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の...
要約 開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却できる。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の低コス...
要約 牛糞麦かん堆肥の春連用時の施用限界量を、各種野菜の収量および周辺環境へ及ぼす窒素の影響を勘案し、策定した。年間作付け数に対応した施用限界量は、1.年1作:2.5、2.年2作:5.0t/10a/年である。 背景・...