トマト果実の糖度およびグルタミン酸含量の予測・制御プログラム
要約 1作分の栽培環境、植物体内の変動および品質データをAI技術で比較解析することによって、品種や産地に拘わらず、トマトの糖度およびグルタミン酸含量を予測できる。また、目標糖度やグルタミン酸含量の入力...
要約 トマトの施設生産において気温、日射、CO2濃度の環境情報および葉面積、果実乾物率の生体情報を用いてトマトの物質生産量や収量を推定できる。また、物質生産の推定値と実測値を比較することによ...
拍動灌水装置による夏秋トマト栽培で尻腐れ果発生を抑制する施肥方法
要約 日射量対応型自動灌水装置(拍動灌水装置)と肥効調節型肥料(CRF)を組み合わせたトマト養液栽培において、アンモニア態窒素が少ないCRFを分施することにより、夏秋期に多発する尻腐れ果の発生を大幅に抑制でき...
成長点局所加温とCO2施用を組み合わせた高収益ミニトマト栽培技術
要約 温風ダクトをミニトマト群落上に吊り下げ、成長点付近を局所的に加温することで、暖房に係る燃料消費は10%削減できる。吊り下げたダクトを利用しCO2施用を行うことで収量は8%増加する。技術の導...
要約 保水性の高いパルプ培地を利用してかん水の低頻度化を図ることにより、人工光源を設置した多段棚での簡易な方式で、赤色系かいわれ大根、ダッタンソバスプラウト等を1週間程度で生産できる。 キーワード パ...
高軒高ハウスでの長期どり養液栽培に適した生食用トマト品種候補安濃交9号
要約 トマト安濃交9号は、高軒高ハウスにおける長期どり養液栽培で、一般的な日本の品種と比べて食味が同等で、良果収量が多い、生食用大玉品種である。 キーワード 生食用トマト、高軒高ハウス、養液栽培、長期...
トマトの高品質多収育種のためのゲノム情報に基づく高精度形質予測
要約 ゲノム全体に配置したDNAマーカー情報に基づく形質予測モデルおよび交雑後代のゲノム構成コンピューターシミュレーションによって、トマトの果実糖度と果実収量を同時に向上させる育種過程を高精度に予測で...
要約 温室へ施用した二酸化炭素の利用効率は、施用前後の温室内の残存量、施用量、温室からの損失量を用いて算出できる。利用効率の評価には、外風速と日射量との重相関関係を用いた解析が適切である。 キーワー...
要約 有機質肥料活用型養液栽培は、硝化特性に優れた微生物生態系を用いることで有機質資源を肥料として利用する新規栽培法である。青枯病菌や根腐萎凋病菌が培養液中に混入しても環境が適さないため増殖しない。...
量管理養液栽培でキュウリ葉に発生する白化症状の原因はリン酸過剰である
要約 キュウリの量管理養液栽培において、著しい葉の白化症状が発生する場合がある。原因はリン酸過剰症による水溶性マグネシウム等の移行の阻害である。 キーワード キュウリ、白化症状、リン酸、過剰障害、量管...
ソース・シンクバランス解析からみたオランダと日本のトマト品種間差異
要約 CO2濃度が高い栽培条件において、オランダ品種トマト「ダンディ」の果実成長は葉の光合成産物を生産し送り出す能力に制限されるが、日本品種「桃太郎ヨーク」の果実成長は果実の光合成産物を受け...
要約 「すずこま」は、早生で草姿がコンパクトな心止まり性の加熱調理用トマト(クッキングトマト)品種候補であり、低段密植養液栽培に適する。 キーワード クッキングトマト、品種、低段密植、養液栽培、心止まり...
要約 トマトロックウール養液栽培で循環式量管理を行うと、かけ流し式濃度管理に比べて、施肥量が約7割削減され、総収量は増加する。開発した量管理コントローラでは、トマトの吸水量に基づき施肥量が計算でき、...
要約 促成長期栽培で年間40kg/㎡のトマト果実を生産した場合、約20kg/㎡の廃棄物(残渣)が発生し、6割は葉、4割は果実である。残渣は堆肥化処理により現物重量で17%に減少でき、肥料成分として21g/㎡のリンが回収...
トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
要約 トマト個体群落内の光の減衰率は、閉じた群落では同一品種において栽植密度や草丈により異なることはないが、傾斜地では平地よりも光減衰率の小さい場合がある。受光特性の違いは1日のうちの特定時刻の個葉...
トマトのハイワイヤー誘引栽培における基部側枝葉による果実糖度の向上
要約 トマトのハイワイヤー誘引栽培では、基部の強勢な側枝1本を5葉程度で摘心して残すことにより、収量を低下させずに果実糖度を高めることができる。 キーワード 糖度、基部側枝、トマト、ハイワイヤー誘引...
要約 水耕養液中の高温性ピシウム属菌は、ベントグラス葉を用いた捕捉法と選択培地上での高温培養(38℃)を組み合わせることで、選択的に検出することができる。 キーワード 水耕栽培、高温性ピシウム属菌、Pythi...
籾殻培地利用トマト養液栽培システムにおける初年目に適した培養液の量管理法
要約 籾殻培地利用トマト養液栽培での量管理施肥の初年目(半促成・抑制)において、窒素施用を標準の1.5倍の1日105~195mg/株、循環給液回数を2倍の1日16回とすると、慣行並の収量を確保できる。 キーワード ...
要約 無培地循環栽培システムでは、遮根シートで隔離したトマトの根域にカルシウム、マグネシウム等の塩ストレス培養液を吸水シートで、その他の成分を含む基本培養液は点滴で給液することにより、培養液を再利用...