Fusarium solaniによるトルコギキョウ立枯病抵抗性の水耕装置を用いた検定法
要約 Fusarium solaniによるトルコギキョウ立枯病に対する抵抗性は、水温を26°C前後の発病適温域に維持できる水耕装置に定植した苗に針刺し付傷処理による菌接種を行い、接種後1週間毎に発病程度を5段階に評価し...
換気窓連動の二酸化炭素施用により暖地トルコギキョウ冬季生産における収益が向上する
要約 暖地でのトルコギキョウ冬季生産において、高昼温管理と組み合わせて日中の光の強い時間帯に二酸化炭素施用を行うとき、換気窓閉鎖時に高濃度、開放時に低濃度と施用濃度を切り替えることで切り花品質や出荷...
人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
ジャスモン酸メチルは蕾段階で収穫したトルコギキョウの着色ムラを改善し、開花を促進する
要約 大輪八重咲きのトルコギキョウでは、蕾段階で早期に収穫を行うと、蕾の際の緑色が開花後まで残る着色ムラと呼ばれる現象が生じる。ジャスモン酸メチ...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
低日照地域における二酸化炭素施用によるトルコギキョウの品質向上効果
要約 トルコギキョウの低日照地域における冬季出荷作型において、高昼温管理と組み合わせて、日中の光の強い時間帯に二酸化炭素施用を行うことにより開花が促進され切り花品質の向上が可能となる。 キーワード ト...
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、冬季に長さ70cm2花2蕾以上のトルコギキョウ切り花を1本当たり100円以下の生産コストで作付け個体の80%以上を出荷できる。 キー...
トルコギキョウ花蕾ブラスチングの解剖学的解析と植物成長調節剤処理による回避
要約 トルコギキョウの花蕾ブラスチングは雄蕊及び雌蕊形成期に器官分化及び発達が停止することによって起こる。次節花蕾の切除ならびにベンジルアデニン(BA)とジベレリンA3(GA3)の花蕾へ...
トルコギキョウにおける低温遭遇による花成関連遺伝子の発現誘導
要約 トルコギキョウにおいて花成促進因子Flowering Locus TおよびSuppressor of CO1の相同遺伝子の発現誘導には低温遭遇が必要である。また、花成抑制因子Flowering Locus Cの相同遺...
トルコギキョウの低コスト冬季計画生産技術の開発と基本マニュアル
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、トルコギキョウを冬季の目標時期に作付け個体の80%以上を低コストで出荷できる。本技術を解説した基本マニュアルは個別産地ご...
要約 トルコギキョウの覆輪は環境によって表現型が大きく変動するため、覆輪着色面積率が最も高くなる20℃一定で底面給水により5月に開花させる条件で、面積率の低い個体を選抜して交配親とすることで、覆輪安定性...
トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
トルコギキョウ未受粉小花の花持ちの品種間差におけるエチレンの関与
要約 トルコギキョウ未受粉小花の花持ちには著しい品種間差があり、これにはエチレンに対する感受性の差異が関与している。エチレンに対する感受性は相対花径の減少程度で評価することが可能である。 キーワード ...
秋まき無加温越冬栽培で6月切りできるトルコギキョウの品種選定
要約 秋に播種、定植し、翌年6月に開花させるトルコギキョウにおいて、3重被覆した無加温越冬栽培では、8品種供試した中で、「ボレロホワイト」、「リネーションピンクピコティー」および「リップルフレームバ...
トルコギキョウ促成栽培における覆輪着色面積率と花芽分化は施肥量の影響を受ける
要約 20℃一定条件において、生育を促進する範囲では施肥量が多いほど覆輪着色面積率が高まり、主茎節数が増加して開花が遅延する。 キーワード トルコギキョウ、覆輪花色、施肥量、花芽分化、促成栽培 背景・ね...
八重咲きトルコギキョウの出蕾期以降の遮光はブラスチング小花率を高くする
要約
八重咲きトルコギキョウは、夏秋季に出蕾期以降を遮光率27%以上で栽培するとブラスチング小花数が増加するとともに、2~5次の総小花数が減少するため、ブラスチング小花率が高く...
要約 トルコギキョウのウイルス病対策マニュアルを活用することで長野県内に発生しているトルコギキョウの主要なウイルス病害が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、ウイルス病、防除マニュアル 背景・ねら...
遠赤色発光ダイオードによるトルコギキョウ促成栽培における開花促進効果
要約 長日処理の光源として、遠赤色発光ダイオードの遠赤色単色光をトルコギキョウに照射すると、白熱電球の照射に比べ開花が促進される。照射時間は長いほど、照射開始時期は早いほど、照射終了時期は遅いほど、...
トルコギキョウ秋冬出荷のための間欠陽光照射による暗黒低温処理育苗
要約 高温で育苗したロゼット化苗を10℃の暗黒で低温処理する際に、7日毎に1日の陽光処理により苗の腐敗が無く、定植後、正常に生育する苗を育苗できる。連続電照法に比べ、6倍のトレイを収納できるため、3.3m2...
要約 トルコギキョウは茎と根の皮層部に連続した空隙を形成する。この空隙は、根への嫌気刺激がない状態においても細胞の崩壊によって幼苗期から形成され、基部から先端に向かって発達する。この組織は湿生植物の...