要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...
要約 水稲「まっしぐら」は、青森県では「中生の早」に属する粳品種で、「ゆめあかり」・「むつほまれ」より良食味でいもち病抵抗性が強く、「むつほまれ」より障害型耐冷性が強く、「ゆめあかり」より収量性が高い...
要約 「まっしぐら」は、“中生の早”の粳種で、耐冷性が“やや強”、いもち病抵抗性が“強”、食味は「つがるロマン」並の“上中”である。「ゆめあかり」よりいもち病抵抗性が強く、「むつほまれ」より耐冷性が強く、食...
「ゆめあかり」を用いた水稲湛水土中条播栽培の生育指標と施肥量
要約 「ゆめあかり」の湛水土中条播栽培で、穂肥1回追肥における移植栽培比95%の収量(以下、目標収量)を得るための生育指標を作成した。目標収量を得るためは、基肥窒素量を慣行移植栽培並とする必要がある。 キ...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
要約 ピーマンの雨よけ栽培において、被覆硝酸石灰140日タイプを含む被覆配合肥料を用いた全量基肥栽培において、被覆配合肥料を施肥幅30cmで条施肥すると肥効が向上し、3~5割の減肥が可能である。 キーワード ...
稲ワラや藻類等に含有する難分解性有機物の水田における発生実態
要約 水中有機物分画法による有機物分画により、難分解性有機物の水田における発生実態を調査した。湖沼における有機物蓄積の原因とされる難分解性有機物の濃度は田面水中で高く、浸出水中で低いことが明らかにな...
水稲品種「Taporuri」の2回刈り栽培における最適1回目刈り取り時期と窒素施肥法
要約 水稲品種「Taporuri」は、飼料イネ品種・系統「モーれつ」および「西海飼253号」と比べ、2回刈り栽培適性がある。「Taporuri」の2回刈り栽培では、穂揃期に1回目イネを刈り取り、1回目イネと2回目イネの両方...
要約 兵庫県南部での栽培に適する「日本晴」よりやや晩熟の良質・良食味品種「ゆめおとめ」を育成し、認定品種に採用した。 キーワード イネ、認定品種、ゆめおとめ、中生、良質、良食味 背景・ねらい 兵庫県南部...
要約 開発した花き鉢物用定量施肥器は、肥効調節型肥料を定量施用できる。計量繰り出し孔の径が異なるスライドコマを交換することにより施肥量を変えられる。施肥量の変動係数は6%程度で、手作業と同程度である...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
温暖化条件下における「コシヒカリ」の白未熟粒発生軽減のための適正栽植密度
要約 気候温暖化条件下において分げつが旺盛で生育中期に葉色が極端に低下した場合、登熟期間の葉色が維持されず、基白、背白粒の発生が多くなる。また、穂数が多くなる条件下では乳白粒の発生が多くなる。栽植密...
要約 低平地水田地帯をモデル化した仮想地区を対象に、循環灌漑による水田からの流出負荷削減の効果を分析した。水田地帯では循環灌漑率を高めることで正味の流出負荷をゼロにすることができる。
後期重点の摘果と開花後の弱せん定は早生ウンシュウの高品質果実連年安定生産を実現
要約 早生ウンシュウで摘果を遅らせ、樹体に強い着果負担をかけておき、9月に葉果比20~30に仕上げ摘果し、樹冠の外周部近くに下垂するようにならせると着色が早くなり、果皮色が濃く、浮皮が少なく、糖度の高い...
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培において被覆尿素(リニア型100日タイプ)を全量基肥施用したとき、水稲の施肥窒素吸収量は、気象変動、有機物(牛ふん堆肥)施用、水管理および地力による影響を受け難い。総...
要約 白クワイの塊茎は大型・扁平であるのに対し、青クワイは丸形、吹田クワイはやや扁平から丸型と形に巾がある。草姿は白クワイが大型、吹田クワイは小型で、青クワイはその中間である。吹田クワイは白クワイや...
メタン発生の多い水田での畑転換は有効な温室効果ガス発生抑制技術である
要約 水田を転換畑とすることにより,メタン発生は無くなるが,亜酸化窒素発生が増加する。排水不良や遊離酸化鉄含量の低い土壌など,メタン発生量がわが国の平均値より多い水田では,畑転換は有効な温室効果ガス...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 覆複合肥料を全量基肥施肥し、5月中旬に打込み式代かき同時土中点播機で乾籾換算4kg/10a程度を播種し、落水出芽法による栽培体系により、耐倒伏性、収量、品質において安定した結果が得られ、春期の労働時...