要約 このマニュアルは果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫の調査に有用な手法を中心に、受粉のしくみや花粉媒介昆虫の見分け方等について解説したものである。このマニュアルを用いることで、花粉媒介昆虫の...
要約 ハウスニガウリにおいて、被覆燐硝安加里肥料(70日タイプ、40・100日タイプ混合)全量基肥で植穴施肥をすると3割減肥しても慣行栽培より収量が2割以上増加する。 キーワード ハウスニガウリ、植穴施肥、被...
要約 雨よけニガウリ栽培では、垂直面横誘引で主枝の仕立て本数を5本/株、初期の栽植密度を500株/10aとすると、収穫初期(5~6月)の収量が最も高い。また慣行の誘引・仕立て方法と比べても収穫初期の商品果収量...
要約 雨よけニガウリ栽培では、かん水同時施肥を行い、さらに、水分センサーを用いてpF2.3をかん水開始点とし1mm/回かん水すると、全量基肥及び週1回追肥に比べて後期収量が多くなり、商品果率が向上する。 キー...
沖縄県のネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの優占種および初検出種
要約 沖縄県の亜熱帯作物圃場等で検出される農業上重要な植物寄生性線虫は、アレナリアネコブセンチュウ沖縄型(以降センチュウを略)、サツマイモネコブ、モロコシネグサレ、ミナミネグサレA型が優占種で、キタ...
要約 ニガウリの雌花は、雌ずいの花柱内に3箇所の花粉管誘導組織があり、花粉は受粉後直ちに発芽し、花粉管の伸長が始まる。花粉管は柱頭、花柱内を束になって伸長し、受精4時間から8時間後に始まり、12時間後に...
要約 本県オリジナルのニガウリ品種の育成を目的に、苦みが弱く、果実の突起がなだらかで、雌花着生が安定し、多収なF1品種「熊研BP1号」及び「熊研BP2号」を育成した。 キーワード ニガウリ、F1新品...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
要約 紡錘形ニガウリのハウス栽培では、子づる2本を主枝として18節くらいで摘心し、発生する側枝を2~5節で摘心する誘引法とする。栽植株数はa当たり78株くらいがよい。10月頃から5月頃まで栽培する場合、途中、...
ニガウリのハウス半促成及びトンネル早熟栽培における養分吸収特性と吸収量
要約 ニガウリの養分吸収は、カリウムとカルシウムが多く、特にカリウム吸収量は窒素の約1.5~2倍である。また、窒素、リン酸、カリウム吸収量は、ハウス半促成栽培(収量880kg/a)では、それぞれ3.2、0.5、4.7kg...
要約 豚ぷん尿の曝気処理後に発生する処理上澄液をニガウリに栽培期間中、施用(6mm/日の量を週5日)したところ、化学肥料施用と同等の収量が得られるが、土壌中のカリウムの集積が見られる。 キーワード 豚ぷん...
要約 ウリ科果菜類では、植物の種類によってトマトハモグリバエ成虫の産卵選好性が異なる。ヘチマやスイカはトマトハモグリバエ成虫に好んで産卵されるが、ニガウリは産卵対象とならない。 キーワード トマトハモ...
要約 ニガウリ新品種「試交4号」は、露地栽培の作型で収量が5.3t/10aと中長に比べて高い。雌花数が適度で、果皮色は濃緑色である。 キーワード 新品種、雌花数、露地栽培 背景・ねらい 「群星」「汐風」は、雌花...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
要約 収量が多く、果実のこぶ状突起の尖りを抑えて収穫後の損傷を少なくした紡錘形果実の新品種「佐土原3号」を育成した。 キーワード ニガウリ、育種 背景・ねらい 紡錘形果実の需要増加に対応し、平成9年に「試...
要約 奄美群島のサトウキビ栽培地帯では、ラセンセンチュウ類の発生が多く、次いでイシュクセンチュウ類、ネグサレセンチュウ類が多い。 キーワード サトウキビ栽培地帯、植物寄生性線虫類、ラセンセンチュウ、イ...