タマネギ直播栽培において溝底播種とリン酸直下施肥が畝立てと同時に行える作業機
要約 本作業機は、耕うん、畝立て、畝の上に溝を成型、溝底に施肥、播種および施薬を1工程で行うことが可能で、出芽や生育を促進することができる溝底播種技術とリン酸直下施肥技術を畝立て栽培下で同時に活用す...
小麦カバークロップ不耕起栽培は大豆のアーバスキュラー菌根菌相を変化させる
要約 小麦カバークロップ不耕起栽培は、大豆のアーバスキュラー菌根(AM)菌感染を促進するだけでなくその群集構造にも影響を及ぼし、慣行体系で栽培される大豆とは異なるAM菌相を形成する。 キーワード カバークロ...
ホールクロップサイレージ用大豆栽培には耐倒伏性極強の晩生品種が適している
要約 リビングマルチ栽培における大豆ホールクロップ収量は晩生になるほど高いが、倒伏は大きな収穫ロスを引き起こす可能性があるため、高い耐倒伏性を備えた晩生品種が望ましい。また、早晩性に関係なく、タンパ...
関東地域のダイズ有機栽培には「フクユタカ」の7月上~中旬播種が適している
要約 関東地域におけるダイズ有機栽培には、中~晩生の品種が適している。「フクユタカ」は関東地域の一般的な標準播種期よりやや遅い7月上~中旬に播種することで、カメムシ等による吸汁害が軽減され、200kg/10a...
ヘアリーベッチのリビングマルチを用いた飼料用トウモロコシの無除草剤栽培
要約 飼料用トウモロコシの雑草は、ヘアリーベッチをリビングマルチとして用いることにより除草剤を用いることなく防除できる。この体系を導入すれば、東北北部においてもトウモロコシの連作が可能となる。 キー...
イタリアンライグラスと大豆を組み合わせた高蛋白質粗飼料の無農薬栽培体系
要約 秋播き性のイタリアンライグラスを春播きし、収穫後の再生草をリビングマルチとして大豆を栽培すれば、農薬なしで粗蛋白質含量13~20%の飼料が乾物で約1000kg/10a得られる。本体系の雑草抑制力は強く、無...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
シロクローバリビングマルチを用いたスイートコーン栽培における窒素減肥効果
要約 シロクローバを利用したスィートコーンのリビングマルチ栽培では、慣行栽培に比べ窒素の施肥量を2g/m2程度減らすことが可能である。 キーワード リビングマルチ、スィートコーン、シロクローバ、窒素減肥 背...
要約 サイレージ用とうもろこしを早播きした時のマルチ栽培では、収穫までの日数が7日短縮し、極早生・早生品種では増収する。雑草の抑制には白マルチよりも黒マルチで効果が高い。 背景・ねらい サイレージ用と...
要約 普通期の水稲稚苗移植栽培で株間を慣行の2倍に広げた疎植栽培は、苗箱数が半分になり、播種・育苗関連の作業時間は35~41%減、総作業時間でも8~11%省力できるため、生産費は8%程度削減でき、収量はほ...
マメ科牧草リビングマルチを利用したスイートコーンの無除草剤栽培
要約 シロクローバをリビングマルチとして利用することにより、除草剤無しでスィートコーンの不耕起栽培が可能であり、慣行栽培と同等の収量及び品質が確保できる。 背景・ねらい 我が国の畑作においては、農薬や...
要約 湛水表面散播直播栽培において産業用無人ヘリコプターを利用して、播種、溝切り、初期除草剤散布、病害虫防除液剤散布、倒伏軽減剤散布を行う省力的な一貫体系を確立した。 背景・ねらい 水稲の省力・低コス...
要約 ハクサイの根部エンドファイトであるHeteroconium chaetospiraは、圃場試験においてハクサイ根こぶ病の発病を抑制した。本菌は主に根端付近より侵入し、細胞内に定着していた。 背景・ねらい 茨城県南西部は...