要約 輪換畑の水稲跡小麦栽培に対する石灰窒素入り肥料の施用は、生産性の向上とともに、暗渠排水からの窒素流出負荷削減が図れることを現地実証した。また、後期追肥を組み合わせた施肥体系により、子実粗蛋白含...
土壌改良資材による温州ミカン園土壌の物理性改善と表層細根増加法
要約 赤黄色土の温州ミカン園では、ポリアクリルアミド系土壌改良材とバーク堆肥または腐植酸質資材を併用することで、表面施用でも気相率が高まり表層の細根量を増加させることができる。長崎県果樹試験場・施肥...
要約 さといものマルチ栽培に被覆肥料を用いると、地下浸透水の硝酸態窒素濃度が低下し、休閑期を含む窒素溶脱量が約50%に減少(ライシメーター試験)する。現地輪換畑において、施肥窒素のほぼ半量に70~100日タ...
要約 促成ナスの隔離土耕栽培は、発泡スチロール製栽培槽に少量の有機培地を詰め、コルゲート管を用いて排水性を確保し、温湯管を用いて培地温を確保し、緩効性被覆肥料の利用により、地床栽培以上の収量を確保で...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
タラノキ立枯疫病耐病性系統「蔵王2号」の原木生産と促成栽培の温床管理法
要約 タラノキ「蔵王2号」の原木生産ほ場は、畦上を稲わらでマルチする。植え付けと同時に、補植用小苗を15cmポットで35日ほど育苗する。植え付け2年目以降の、株の仕立て本数は2本とする。促成栽培の温床は、平...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 ササユリ小球の養成には、 用土にピートモスを用い、pH4.8程度に保ち、液肥を施用する。用土の気相を多くすれば、根の生育が良くなり、小球が安定的に肥大し、 腐敗率が下がる。 背景・ねらい 西日本に自...
要約 県内の重粘土水田地帯において、重粘土層改良機による補助暗渠施工を行った結果、作業能率は10a当り1~1.2時間で、施工により農業機械の作業性向上と、転換畑作物増収に効果があることを明らかにした。 背景...
成果の内容・特徴
黒泥、泥炭土壌の復元田における地力窒素吸収量の推定と作付品種の選定
成果の内容・特徴