要約 本暗渠を施工した重粘土水田に、浅層暗渠を施工して転換すると、含水比が低くなり砕土率は高くなる。浅層暗渠により施工1年目から砕土率は高くなり、大豆、キャベツの収量も増加する。 背景・ねらい 水稲の...
要約 春どりキャベツの跡地では肥料の残存量が多いため、水稲の育苗箱内全量基肥施肥を用いたリン酸・加里無施用栽培が可能で、成熟期が2日程度早まる。また、被覆肥料の窒素は溶出が早いため、収量確保には水田...
要約 田畑輪換栽培において、小麦栽培の石灰窒素入り肥料利用、キャベツ栽培の作条施肥、収穫残さの早期鋤込み、キャベツ跡の暗渠排水水位制御などの改善技術を組み合わせることにより、作物の生産安定・品質向上...
要約 新技術(浅層暗渠、重粘土耕耘畝立装置、クローラ運搬車汎用利用)に基づく秋どりキャベツ作を大規模水田作経営(50ha規模、転作率約30%、稲・麦・大豆が主部門)に導入した場合には、慣行モデルに比べ所得...
野菜管理作業用アタッチメント開発によるクローラ運搬車の汎用利用
要約 〔要約〕重粘土転換畑の地耐力の低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車を利用した野菜管理用アタッチメントを開発した。移植前除草剤散布、移植後灌水、畝間除草剤散布、薬剤散布作業...
キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
要約 低湿重粘土の転換畑(2,10年目)圃場における10~20cm層の脱窒速度は,土壌還元が発達し,硝酸態窒素が増加する7月に最大になる。10年目圃場に比べ,2年目圃場では土壌還元が発達し,脱窒速度も大きい...
要約 重粘土転換畑の地耐力が低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車に装着する野菜管理用アタッチメントを開発した。定植前除草剤散布、定植後の灌水、畝間除草剤散布、殺虫殺菌剤散布作業...
要約 大規模稲作経営において園芸作を定着させるには、夏季兼業以上の収入を園芸部門から確保する必要がある。目標所得の実現には、長ねぎ作の場合、収穫調製作業の能率向上と栽培管理技術の習熟に合わせた漸進的...
要約 〔要約〕本機は、異なる長さの爪により、畝の下だけを深く耕うんし、耕うんと畝立てを一工程で行う作業機である。重粘土圃場に対して、所要動力の増加や砕土率の低下がなく、畝部の耕うん深さが拡大し、畝内...
要約 年内収穫冬キャベツ作では被覆尿素(50日タイプ)の局所施用は、全量基肥栽培を可能とし、窒素施用量を20%減肥できる。成畦同時局所施肥機による被覆尿素の施用位置は、株横0~5cm、深さ5cm付近が適当であり、...
要約 本機は、異なる長さの爪により、畝の下だけを深く耕うんし、耕うんと畝立てを一工程で行う作業機である。重粘土圃場に対して、所要動力の増加や砕土率の低下がなく、畝部の耕うん深さが拡大し、畝内部の土壌...
キャベツの生育初期から中期におけるコナガ防除の減農薬散布効果
要約 キャベツの生育初期から中期において、水田用乗用管理機を用いて薬液量を約30%節減して防除しても慣行防除と同等のコナガの防除効果が得られる。 背景・ねらい キャベツの30%減農薬防除を実現する目的で水...
水田野菜作経営におけるキャベツ機械化一貫体系の導入条件と効果
要約 キャベツの機械化一貫体系を水田野菜作経営へ導入するための条件と経営的効果を明らかにした。線形計画法による試算によれば,機械化一貫体系を導入するとともに借地等により経営面積を拡大すれば高い経済効...
機械化のための標準的栽培様式下での結球性葉菜類の収量性(指導)
要約 標準的栽培様式の下でのキャベツ、ハクサイならびにレタスの生育には、株間が大きく影響し、株間が広いほど結球重が重く、揃いが良くなる。狭い株間では増施と収穫時期延長により増収する。水田転換畑では...
田畑輪換水田におけるキャベツの作条施肥技術と暗渠排水浄化技術
要約 輪換畑のキャベツ栽培において、畝立て作業時に施肥機を装着し、緩効性肥料を作条施肥すると、施肥効率が向上し、施肥節減と窒素流出負荷軽減が図れる。また、残さ鋤込み後、暗渠の排水水位を高くすると、硝...
要約 標準的栽培様式の下でのキャベツ、ハクサイならびにレタスの生育には、株間が大きく影響し、株間が広いほど結球重が重く、揃いが良くなる。狭い株間では増施と収穫時期延長により増収する。水田転換畑では畝...
要約 キャベツ根こぶ病防除薬剤のフルスルファミド粉剤を畝表面に作条施用し土壌と混和する歩行型の作条施用機を2機種開発した。両機種とも薬剤の施用は均一で土壌との混和状態もよく、10アール当たりの作業時間...
要約 直播ネギの作溝・播種同時作業機を試作した。水田転換畑においても作溝・播種同時作業機の作業精度は高い。作溝・播種同時作業により、それぞれ別作業する場合に比べ40%の省力化が可能で、収量、品質にも大...
要約 キャベツ作の導入により水田の土壌窒素無機化量が増加するので、跡作水稲の基肥窒素量はこの増加分を減肥する必要がある。減肥量はキャベツの作型と土壌の種類で異なり、冬キャベツ作より春キャベツ作跡地で...