土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
飼料イネ・ニンジン二毛作における家畜ふん堆肥及び尿液肥の施用効果
要約 水田(水稲または飼料イネ)の裏作にニンジンの作付が行われている二毛作地域において、家畜ふん堆肥、尿液肥を施用することにより、飼料イネ及び裏作ニンジンの収量を維持・向上することができる。 キーワ...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
カドミウムから見た汚染ほ場で栽培したアブラナ科葉菜類の安全性
要約 アブラナ科葉菜類は生育が進むほどカドミウム含有率が低下する。また、結球部の含有率は外葉よりはるかに低い。栽培期間が長い大型結球野菜では、汚染ほ場でもアルカリ資材の適切な施用により可食部の含有率...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
水稲「ヒノヒカリ」の低蛋白米生産のための生育診断に基づく穂肥施用技術
要約 水稲「ヒノヒカリ」において、穂肥施用前(出穂前20日)の草丈×GM値(葉色値)を穂肥施用量の判断基準として活用できる。収量を保ちつつ低蛋白米生産に向けた穂肥施用量は草丈×GM値2500以下では窒素成分で3kg/10...
要約 共同乾燥施設で発生する生モミガラを迅速かつ大量に利活用するには、水田裏作麦の作付け前の施用が適し、施用量の上限は10a当たり1t程度で、窒素飢餓対策は不要である。また、モミガラの施用で土壌中の炭素...
有機物連用下における移植水稲に対する肥効調節型肥料の施用技術
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培に対し、シグモイド型肥効調節型肥料を用いる場合は、収量・品質面から有機物無施用の慣行施肥に比べ、稲わら堆肥連用では45%、稲わら連用では45%~20%、麦わら連用では20%程度...
要約 流入施肥器を使用して液状肥料を水口に灌注施用する流入施肥は、少ない灌水量で、大区画水田においても均一に施肥することができる。この方法は、背負い式動力散布機による施肥よりも軽労化が図られる。 背...