ナタネを核とした水田由来バイオマスエネルギー生産・利用シミュレーションモデル
要約 ナタネのエネルギー利用を核とした農耕エネルギーの自給計画を設計するに当たり、エネルギー自給率の目標設定値達成に必要となるナタネ栽培面積の経時的変化を推計して、計画の事前評価を支援することを可能...
FAMEに変換しないナタネ油のコンバインへの燃料利用による化石燃料削減効果
要約 FAMEに変換していないナタネ油をそのまま燃料として使えるようエンジンを改造したコンバインをナタネ生産へ導入すると、ナタネ生産の直接投入エネルギーの約20%にあたる収穫作業相当分の化石燃料を削減でき...
要約 前作物収穫後不耕起圃場において、浅いチゼル耕と同時に肥料・種子を落下散布することにより、高能率な作目切替作業が1行程でできる。小麦・ソバの他、大豆・ナタネにも適用可能である。ロータリ耕方式と比...
バイオディーゼル生産が温室効果ガス排出量を削減するための条件
要約 ナタネを生産し、廃食油を燃料化する資源循環システムの稼働に伴う温室効果ガス排出量を計測する。当該システムが温室効果ガス排出量を削減するためには、10a当たり200kg以上のナタネ収量とナタネ廃食油の7...
マイクロ波照射によるナタネ種子加熱は圧搾率を高め酸価の上昇を抑制する
要約 ナタネ種子の圧搾工程の前処理として、マイクロ波照射による種子加熱を行うことにより、種子細胞内の微細構造が破壊され、120℃以上の加熱では圧搾率が有意に増加し、圧搾後のナタネ油の酸価の上昇を抑制する...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
ナタネを含む寒冷地水田輪作体系におけるナタネの耕種的雑草化防止策
要約 ナタネ刈り取り後、耕起した場合に比べ不耕起条件でナタネ落ち種の減耗は早い。ナタネ残さを移動させることで、さらに減耗は早まる。1ヶ月以上の湛水は、ナタネ種子を死滅させるのに有効で、1作の復田によ...
要約 水田輪作におけるナタネの播種作業に小明渠浅耕播種機を利用することにより、湿害低減が期待でき、省力的で安定した播種作業ができる。種子繰出し装置は、麦・大豆作に広く利用されている横溝式ロールをナタ...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎水分...
グレーンドリルを汎用利用した水稲乾田直播の寒冷地向け播種体系
要約 麦の高速播種に用いられるグレーンドリルは、播種床を硬めに仕上げ、播種後にカルチパッカで鎮圧することで、乾田直播に利用できる。深さ15mm程度に播種するための播種床の硬さは、人が片足のかかとに全体重...
関東北部の転換畑におけるナタネ品種「キラリボシ」の機械化栽培法
要約 関東北部では霜柱による凍上害を避けるため,10月中に播種する。転換畑では播種時の冠水害を軽減するため,小明渠浅耕播種機を用いる。栽植密度は少なくとも30本/m2以上とし,春季の追肥を行う。ナタネの...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎...
輸入港周辺の遺伝子組換えナタネは、従来のナタネ生育地にしか生育していない
要約 遺伝子組換え体を含むセイヨウナタネの生育地を輸入港周辺で調査した結果、遺伝子組換えセイヨウナタネは、従来のセイヨウナタネ生育地にしか生育していないことが明らかになりました。 背景・ねらい 原材料...
要約 ナタネを食用油として使用した後にBDFに変換して燃料利用する、という資源循環システムの二酸化炭素排出削減効果を計測する。LC-CO2分析によれば、ナタネの生産性が海外産非食用ナタネと同等水準まで向上...
要約 ナタネ油粕の表面散布と活性炭スラリーの2回の噴霧散布を組み合わせた処理により化学合成除草剤処理とほぼ同等の水田雑草防除効果が得られ、基肥窒素無施用とすることで化成肥料の節減も図られ、「環境にや...
ナバナの根こぶ病抵抗性育種素材として有望なルタバガ「WYE」
要約 福岡県築上地域で発生しているナバナ根こぶ病のレースは1である。Brassica napus L.に属する作物の中でナバナやナタネにはレース1に対する抵抗性はないが、ルタバガ「WYE」に強度の抵抗性がある。福岡県農業...
要約 景観作物として栽培したナタネを、開花後40日頃に緑肥として鋤込み、水稲の窒素施肥量を30~50%減肥することによって、玄米蛋白の低い良質米の安定生産ができる。大分県農業技術センター・水田利用部 背景・...
要約 なたね油粕を140kg/10a連年施用して「コシヒカリ」を4年以上栽培したほ場においては、以後3年間基肥のなたね油粕を3割削減しても、なたね油粕施用1年目のほ場とほぼ同等の収量を確保できる。 背景・ねら...
要約 水田に稲わら、乾燥牛ふんや有機質肥料を連用して水稲を栽培すると、土壌からの窒素供給量が多くなり、土壌中の微生物バイオマス窒素量も増加する。稲わら全量還元+石灰窒素2kg/aと乾燥牛ふん100kg/aのみで...
要約 堆肥連用水田における有機質(窒素、燐酸)肥料の施用は化学肥料栽培体系に劣らない収量確保が可能である。有機質肥料区は土壌還元がやや強く、中期の土壌窒素もやや多くなるが、地力増強効果が高く、窒素吸収...