圧力調節灌水器具を利用した日射制御型拍動灌水システムの傾斜農地への適用法
要約 平坦農地用の日射制御型拍動灌水システムに、圧力調節機能と水垂れ防止機能を持つ灌水器具を利用することにより,灌水タンクから灌水場所への水頭落差が5m以上得られる傾斜農地に適用できる。点滴孔あたりの...
要約 樹形を半径3000mm弧状の仕立てにすることで、茶株面の日平均気温の差が小さく、一番茶の芽揃いが良くなり百芽重が大きく、一番茶収量の増加に結びつく。さらに、芽揃いが良くなることで荒茶品質が向上し、市...
要約 DGPSの利用により、不整形な茶園においても植栽面積を簡易に一人で測定することができる。肥料繰り出し量が作業速度に連動する高精度施肥機を利用すれば、測定された面積をもとに肥料投入量を茶園ごとに精密...
要約 傾斜地茶園でもトートリルア剤(商品名:ハマキコン-N)を、周囲5.4mに250本/10a、その内側は150本/10aの割合で処理するとチャノコカクモンハマキ雄成虫に対して交信かく乱作用を示し、チャノコカクモンハマ...
急傾斜地茶園の機械摘採のためのレール走行式摘採機とモノレールの利用
要約 既存の急傾斜地等高線うね茶園において、開発された重心移動機構付きレール走行式摘採機とうね間移動を行うモノレール運搬装置を利用して、摘採・整せん枝作業を平坦地と同等の作業能率で1人で行うことがで...
要約 クワシロカイガラムシの茶園内での分布は、茶園周縁部に偏る傾向がある。これは、茶園の樹冠内湿度が内側部で高いことによるクワシロカイガラムシ卵のふ化率の低下が一因と推定される。 背景・ねらい クワシ...
ウメ園から生ずるせん定枝チップおよびチップ堆肥の表面散布条件下での分解
要約 ウメ、サンゴジュのせん定枝チップおよびウメチップ堆肥を表面散布すると、7か月後の乾物残存率は60%、57%および90%となる。ウメおよびサンゴジュチップでは約40%が分解され、ウメチップ堆肥では10%が...
要約 試作した小型クローラ摘採機は重心移動機構と遠隔操縦により傾斜地適応性が高く、傾斜地茶園において摘採時の等高線うね走行と枕地でのうね移動が可能となり、1人で安全に摘採作業を行うことができる。 キ...
要約 新規性フェロモン剤(トートリルア剤)はチャハマキ雄成虫に対し、交信かく乱作用を示し、雌成虫との交尾阻害効果により、チャハマキ幼虫の密度を低下させる。その効果は化学合成農薬による慣行防除と同等以...
要約 地上3mの高さから送風する昇降式防霜ファンの利用については、俯角をこれまでの標準設定であった10度から15~20度に修正すると、葉温の上昇範囲が広がる。 キーワード チャ、凍霜害、送風法、防霜ファン
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要約 施肥機は、ロータリフィーダ方式の繰り出し機構で車速と連動し、ブロアの送風によりうね間および樹冠下にも施肥できる。さらに、樹冠下土壌と混和するための混和機を使用することで肥効の安定が期待できる。...
17.GISと農業センサスを用いた茶園の傾斜度と生産性の関係の推計手法
要約 数値地図情報等のGISデータと農業センサスを用いて、集落単位で農地の傾斜度と生産性を推計する手法により、傾斜と茶園の生産性の関係を地域的、広域的に把握できる。農業工学研究所・地域資源部・土地資源...
要約 静岡県における耕作放棄の発生要因を解明するため、データマイニングのルール生成アルゴリズムの一つである決定木(DicisionTree)による要因抽出を行った。作物特化係数と耕地条件の違いが耕作放棄の地域較...
要約 中山間傾斜地での小型乗用摘採機導入では、テラス式茶園の造成経費45万円/10a、枕地による既存園の減少率5%の場合、既存園2.7haの経営では1haの規模拡大することで機械化投資効果が得られる。 キーワード 茶...
小型乗用摘採機導入を前提とした中山間傾斜地茶園のテラス式整備法
要約 現況茶園地形類型ごとに小型乗用摘採機導入を前提としたほ場整備シミュレーションを行った場合、山麓緩傾斜地形は、山腹傾斜地形と比較して土工量、法面面積ともに少ない。両類型ともに、テラス幅を広くする...
要約 機械化を前提としたテラスの標準的な整備条件に基づき、ソフトによる設計(シミュレート)を行った結果、山ろく緩~急傾斜型及び山腹緩傾斜型の原地形類型では、事業コスト、ほ場面積率等の点からテラス式整備...
要約 斜度15度程度までの傾斜地におけるレール走行式管理機導入を前提としたテラス式茶園の整備条件は、うねの長さが30~50mで9本以上、ほ場勾配は8度以下、法面高は5m以下である。経営モデルにおいて茶園造成に...
要約 中山間傾斜地におけるレール走行式茶園管理機 とテラス間移動システムの導入及び効率的利用を前提としたテラス式茶園整備法をシミュレーションした結果、造成コストは、基盤造成工(基盤切盛工+法面工)の占...
要約 小型乗用摘採機の10aあたりの作業能率は500kg/10aで66分であり、摘採精度は走行速度で0.43m/秒まで、傾斜角度では8度までの範囲で高かった。また、従来の可搬型と比較して導入による農業所得の増大効果は4ha...
要約 軽量型乗用摘採機は、1人で作業ができる。作業労力は、歩行型摘採機の1/3以下であり、大幅に省力化が図られる。長崎県総合農林試験場・東彼杵茶業支場 背景・ねらい 中山間地域における茶の摘採は、主に3人...