有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...
要約 リンゴ害虫用複合交信攪乱剤の処理は、5月15日頃までに、10a当たり200本の割合で、目通りの高さの枝に取り付ける。複合交信攪乱剤を導入し、殺虫剤を効率的に併用することで殺虫剤を削減できることが確認さ...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、枝条倒伏が少なく、密植栽培での機械収穫に適応し、密植栽培や夏秋蚕期に多収である。 背景・ねらい 西南暖地では、風雨による倒伏や病害虫の多発、晩秋以降の...
要約 水稲「上育418号」は北海道で中生の早に属し、良食味で耐冷性を具備した粳種である。本系統を「きらら397」の一部と「ゆきひかり」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上とより一...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、密植栽培や夏蚕、晩秋蚕及び晩々秋蚕期に収量が多い。また、枝条倒伏は少なく、密植栽培での機械収穫が容易である。葉は中型の4裂葉で、硬化が遅い。 背景・ねらい...
要約 青森、秋田、岩手各県のキャベツ畑においてコナガの寄生蜂の種類相を調査し、また盛岡市の東北農業試験場圃場内のキャベツ畑においてコナガの寄生蜂の発生消長を調べた。その結果、生物的防除に利用できる可...
要約 ミダレカクモンハマキの密度を性フェロモン剤を利用した交信攪乱法により低減させることができる。交信攪乱剤ハマキコンを10a当たり150~200本を成虫の活動期前に設置する。 背景・ねらい ミダレカクモンハ...
要約 ニンニクのイモグサレセンチュウ多発圃場における田畑輪換による防除効果を検討したところ、水稲を2~3年作付けし、種子消毒をすればかなり被害軽減できる。 背景・ねらい ニンニクのイモグサレセンチュウは...
要約 籾がらと土を8:2に混合した籾がら育苗用土を利用したナス、トマト、キュウリは、完熟堆肥と原土を堆積した慣行の育苗用土と同等の生産性がある。また、鉢重が軽くなり育苗期の作業性が向上する。 背景・ねら...
要約 三角法による有効積算温度計算により、ナシヒメシンクイ第1世代~第3世代雄成虫発生盛期(累積50%誘殺日)を半旬程度の誤差で予測可能と考えられる。 背景・ねらい ナシヒメシンクイの効率的防除を目的とした...