要約 水稲新奨励品種「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のためには、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、密植を避けて倒伏を抑え、幼穂10mm期に穂肥を施用するのがよい。 背景・ねらい 早生・良食味品...
要約 水稲の幼穂における低温感受性の高い穎花の割合と幼穂長の関係から,幼穂長50~150mmを冷害危険期の指標とすれば,幼穂形成期間の日平均気温によって危険期間と最危険期を推定することができる。 背景・ねらい...
要約 水稲「山形54号」は、葯培養で育成した早生の晩の良食味系統である。耐冷性が極強、品質が極良質で安定していることから中山間部の主要品種、平坦部の作期拡大用品種として山形県の優良品種に採用された。 ...
要約 早生,耐冷性強,良質,極良食味の水稲「信交485号」を育成した。「コイヒメ」に替えて奨励品種に採用し、本県高冷地の産米改善を図る。 背景・ねらい 本県高冷地における主要な粳品種「コイヒメ」は耐冷性が強...
要約 用水不足は調査面積の43%で発生している。その原因は水源に関わるものが42%を占めている。また、対策としては水源・水路施設の新設・更新が60%、水管理方法に関するものが29%であった。冷水害対策は52%の市...
要約 水稲奨励品種候補「東北150号」は、晩生、強稈、良食味の粳種である。宮城県稲作における冷害の危険分散と収穫期間の拡大を図るため奨励品種に採用する。 背景・ねらい 宮城県では、近年の異常気象により、...
要約 水稲「東北150号」は良質・良食味で宮城県では晩生の晩の系統である。宮城県において出穂期の分散による冷害回避及び刈り取り時期の拡大を目的に「ササニシキ」の一部に代えて奨励品種に採用される予定であ...
要約 水稲「東北150号」は良質・良食味で宮城県では晩生の晩の系統である。宮城県において出穂期の分散による冷害回避及び刈り取り時期の拡大を目的に「ササニシキ」の一部に代えて奨励品種に採用される予定であ...
要約 「ユメコガネ」は、耐冷性が“極強”で、品質・食味が良好な極早生系統であり、青森県において、下北外海・海岸冷涼・山間冷涼地帯を対象に「ハツコガネ」「ハマアサヒ」に代えて奨励品種に採用する。 背景・...
要約 メタンガス発生抑制法として、水稲生育中、後期の潅がい制限(飽水管理)、及び有機物の表層すき込み+潅がい制限を検討した結果、慣行の体系よりメタンガスの発生量を少なくすることが可能であった。 背景・ね...
要約 水稲新品種「秋田51号」は、早生、短稈、強稈、良質の粳種である。秋田県におけるバランスの取れた品種構成による冷害の危険分散を図るため、平成6年度から奨励品種に採用。 背景・ねらい 秋田県では水稲品...
平成5年水稲冷害の青森県における穂孕期の気温と不稔発生との関係
要約 青森県内のアメダス設置地点で、出穂直前に圃場より株上げして不稔歩合を調査したところ、出穂前30日から11日の20日間の平均気温と密接な関係がみられた。 背景・ねらい 青森県では穂孕期の低温による障害不...
要約 昭和45年以降平成5年まで24年間の古川地方の気温を調べた結果、7月中旬から8月上旬までの期間は年々低温化傾向が見られる。 背景・ねらい 近年、宮城県では障害型冷害が頻発しているので、その要因を解析し...
要約 平成5年冷害における稲わらの生産量と窒素保有量は、平年よりもかなり多く、不稔歩合が投入され、わら自体の分解も速いので、次年の施肥管理(基肥、追肥)では減肥に留意し、異常還元がみられる場合は、早期...
要約 傾斜地における大区画圃場整備では栽培初年目の7月以降に水稲生育ムラがみられ、成熟期には生育量と登熟に大きな差が生じる。これは下層土の理化学性のムラが原因である。整備初年目は地力窒素の発現が多く...
要約 自動水管理装置は水稲の生育状況と気象の推移に基づいて最適水深を予報し、それに基づいて水管理を行ったり、通常の水管理を行う目的で開発した。低温時の深水管理ができることから、特に冷害の発生し易い地...
要約 「まいひめ」は東北地方北部では中生に属し、耐冷性と良食味を兼ね備えた粳種で、平成5年度より青森県で水稲奨励品種に採用し、同県の寒冷地帯の安定生産と食味水準の向上を図る。 背景・ねらい 近年、東北...
成果の内容・特徴