施設トマトにおける線虫のリサージェンスを回避する微生物資材と植穴くん蒸の併用技術
要約 初作にパスツリア菌を全面処理し、次作以降クロルピクリン・D-Dくん蒸剤の植穴くん蒸処理およびパスツリア菌の植穴少量処理と菌根菌定着苗の定植を行う体系は、施設トマトの線虫害を速やかに終息させ、体系...
花きに新発生したクリバネアザミウマおよびトラフアザミウマの防除薬剤
要約 クリバネアザミウマとトラフアザミウマは、花き類(草本植物)・観葉植物のアザミウマ類に対して登録のあるアセフェート水和剤かアセフェート粒剤で防除できる。 キーワード クリバネアザミウマ、トラフアザ...
要約 クリ育成新品種「神峰」(かみね)は果実が2L果率90%以上、1果重30g程度と大きく、9月上・中旬に収穫できる食味の良い早生品種である。 キーワード クリ、新品種、神峰、早生
背景・ねらい 茨城県の...
施設トマトにおける線虫のリサージェンスを回避する微生物資材と植穴くん蒸の併用技術
要約 初作にパスツリア菌を全面処理し、次作以降クロルピクリン・D-Dくん蒸剤の植穴くん蒸処理およびパスツリア菌の植穴少量処理と菌根菌定着苗の定植を行う体系は、施設トマトの線虫害を速やかに終息させ、体系...
要約 露地ハクサイを防虫ネットのトンネル被覆で減・無農薬栽培する場合には、作付け前の太陽熱処理、0.6mm程度の細かな目合いのネット、ネットの裾埋めおよびトンネル区画の細分化を組み合わせると有効である。 ...
要約 肉用繁殖牛の冬季分娩・夏季クリ園放牧は、クリ園の下草管理や獣害回避の効果があり、クリ栽培では所得を7千円/10aから37千円/10aへと改善するとともに、子牛生産のコストを約23万円/頭まで低減し、クリ...
要約 熱水土壌消毒を導入することにより、つる割病、黒点根腐病、根こぶ線虫病などの発生を抑え、安定したメロン生産が可能である。熱水土壌消毒によりメロンの生育は旺盛となり果実は大型化する。糖度や味に影響...
要約 水稲栽培現場での実用的な減農薬技術として、60℃10分または58℃15分の水稲種子の温湯消毒は、種子伝染性のいもち病、苗立枯細菌病、ばか苗病に対し防除効果があり、種子の発芽率および移植時の苗形質への大き...
要約 「河内赤かぶ1号」は、在来のカブ「河内赤かぶ」に根こぶ病抵抗性のカブ「77b」を交配し、「河内赤かぶ」へ戻し交雑した根こぶ病抵抗性カブで、在来の「河内赤かぶ」より品質、漬物食味が優れている。 キー...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
要約 夏季のホウレンソウ栽培において被覆肥料を施用、耕起、畦立後に90度の熱水を60L/平方メートル処理し、直接播種することで化学農薬と同等の萎凋病防除効果、収量が得られる。 キーワード 熱水消毒、熱水少量...
要約 施設ピーマンでは、定植時にアセフェート粒剤を処理し、ミカンキイロアザミウマの密度急増期にスピノサド水和剤、クロルフェナピル水和剤、DDVP乳剤などを散布することで、密度を低く抑え、本種が媒介するト...
要約 薬剤を用いることなく曝気するだけで豚舎汚水のpHを上昇させて、汚水中のリン酸をリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)やヒドロキシアパタイト(HAP)などへ結晶化し沈澱除去する技術、および当該技術を実...
要約 パスツーリア菌生息圃場を土壌病害虫防除のために太陽熱処理した後も、サツマイモネコブセンチュウ2期幼虫に対する胞子付着率は高い水準を維持する。太陽熱処理はパスツーリア菌胞子の生存に及ぼす影響が非...
促成栽培ナスの総合防除でタイリクヒメハナカメムシと併用できる選択的殺虫剤
要約 ミナミキイロアザミウマの有力な捕食性天敵であるタイリクヒメハナカメムシに影響の少ない殺虫剤を明らかにした。これらの選択的殺虫剤とタイリクヒメハナカメムシを組み合わせることにより、促成栽培ナスで...
要約 面ファスナーに毛糸を絡ませたトラップとツルグレン装置の組合せにより、なし園におけるカブリダニ類のモニタリング調査を行うことができる。 背景・ねらい 在来天敵の消長及び種構成を把握することは、環境...
要約 ももの鱗翅目害虫4種に対する性フェロモン剤(もも用複合交信撹乱剤)の実用性が確認された。本剤の利用により殺虫剤の散布回数は、慣行の6~8回から4回程度に削減でき、散布時期は4月中旬、5月上中旬、6月...
温室ブドウのカンザワハダニに対する殺ダニ剤とDMTP水和剤との混用による防除効果の向上
要約 DMTP水和剤はカンザワハダニの卵に対する防除効果はないが、成虫に対する効果がきわめて高いため、成虫に対して薬剤感受性が低下している殺ダニ剤は本剤と混用することによって防除効果が向上する。 背...
クリの貯蔵害虫クリシギゾウムシ、クリミガの臭化メチル処理に替わる殺虫技術
要約 クリの貯蔵害虫であるクリシギゾウムシやクリミガは、従来用いられていた臭化メチルによる処理に替わって、炭酸ガス処理及び低温処理によって殺虫・駆除することが可能である。 背景・ねらい 臭化メチルは...
要約 シラカシ枝枯れ被害は、病原体探索の結果、一群の細菌が原因であり、シラカシ枝枯細菌病と命名した。本菌は細菌学的性質と宿主範囲から、Xanthomonas campestrisの新病原型であることが判った。 背...