
要約 パスツーリア菌生息圃場を土壌病害虫防除のために太陽熱処理した後も、サツマイモネコブセンチュウ2期幼虫に対する胞子付着率は高い水準を維持する。太陽熱処理はパスツーリア菌胞子の生存に及ぼす影響が非...

ストロビルリン系殺菌剤耐性のキュウリベと病菌の発生とその防除対策
要約 ストロビルリン系殺菌剤耐性のキュウリベと病菌が確認された。この耐性菌は、本系統以外のべと病対象薬剤(TPN,マンゼブ、オキサジキシル・銅)によって防除できる。 背景・ねらい ストロビルリン系殺菌剤...

各種有用微生物を用いたトマトとホウレンソウのFusarium
要約 植物生育促進菌類(PGPF)、Humicola 菌を育苗期に処理することによりトマト萎凋病、根腐萎凋病及びホウレンソウ萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい トマトとホウレンソウの生産現場では土壌病害が重...

要約 半促成きゅうり+抑制トマトの作型において、前作の終了後根部を抜き、トマトの定植前に施設の入り口及びハウスサイドの換気口を遮蔽し、5日~10日間蒸し込みをすることによりミカンキイロアザミウマの密...

要約 熱水土壌消毒(神奈川方式)により土壌病原菌(トマト萎凋病菌、トマト褐色根腐病菌、苗立枯病菌、ウリ科野菜ホモプシス根腐病菌)を効果的に消毒できる。 背景・ねらい 2005年に全廃される臭化メチル剤の代...

非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...

キュウリべと病菌のストロビルリン系薬剤耐性菌とチトクロームbのアミノ酸置換
要約 キュウリべと病菌のストロビルリン系薬剤耐性には,チトクロームb遺伝子の変異が関係し,耐性菌ではチトクロームbのアミノ酸がグリシンからアラニンに置換している。 背景・ねらい 最近,天然物をリード...

要約 ズッキーニ黄斑モザイクウイルス弱毒株が感染したカボチャ葉から、ショ糖、ポリペプトン及びリジンを含むリン酸緩衝液を加えて磨砕液を調製する。これを凍結乾燥して製剤とする。そのウイルス活性は、冷蔵庫...

シミュレ−ションによるミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの放飼効果の評価
要約

チリカブリダニを導入した施設栽培きゅうりにおけるワタアブラムシの防除法
要約 チリカブリダニを導入する場合のワタアブラムシの防除法として、導入する以前は、イミダクロプリド粒剤やオレイン酸ナトリウム液剤などでワタアブラムシの密度低下をはかり、導入後はチリカブリダニに影響の...

要約 銀の酸化物である酸化銀および可溶性の硝酸銀等銀化合物30ppbを水耕培養液 に添加することによって、根腐病菌遊走子が殺菌され、水耕栽培におけるキュウリ、ミツバ根腐病の発生を防止することができる。 背...

施設トマト・キュウリ栽培における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ防除効果
要約 施設トマト、キュウリ栽培において天敵出芽細菌を土壌施用するとサツマイモネコブセンチュウ密度は施用後2年、第4作ごろから無処理区と比較して減少し、収量は増加する。その効果は殺線虫粒剤と体系的に用い...

タイにおけるトウガラシ及びウリ科野菜ウイルス病の実態解明と耕種的防除法の開発
要約 タイのトウガラシとウリ科野菜に発生する重要ウイルス病の種類 (チリヴェイナルモットル、キュウリモザイク、パパイヤ輪紋、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)と性質を明らかにし、抵抗性品種のスクリーニン...