要約 動力散布機シャッタ調節部について、連結棒に取っ手を取り付けることと、シャッタアームにある連結棒止め金具の支点位置を変更することにより、簡単に操作できる機構である。取扱性が向上し穴の差し替え時間...
要約 水田で成長するニホンアマガエル幼生に対する水稲用農薬の影響について、各農薬有効成分に対する幼生の感受性と田面水中濃度の消長から評価した結果、定められた農薬施用量では幼生の個体数に大きな影響を与...
雇用型法人経営におけるGAP導入による経営改善効果とその要因
要約 雇用型法人経営においてGAP導入をより幅広い経営改善に結びつけるためには、管理項目の遵守のみに留まらず、それら管理項目をベースに役割分担や情報共有などをすすめ、従業員が農場運営に関与する仕組みを...
3輪式乗用管理機にミッドマウント式で搭載する高能率水田用除草装置
要約 3輪式乗用管理機の車体中央部に搭載する(ミッドマウント式)高能率水田用除草装置。条間は駆動爪付きロータ式、株間は揺動レーキ式で除草を行う。最速1.2m/s で除草作業を行うことが可能であり、2回の除草で...
要約 イネ内穎褐変病菌および近縁の細菌を溶菌するバクテリオファージを、本田の開花期のイネに散布すると、イネ内穎褐変病の発病を顕著に抑制する。 キーワード イネ、内穎褐変病、Pantoea ananatis、...
要約 わが国の河川生態系の一次生産者として優占する付着藻類の代表種5種を選定し、農薬の毒性試験を効率的に行うための新たな試験法を開発するとともに、詳細をマニュアルにまとめて公開しました。 背景・ねらい...
関東北部の水田における環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を表す指標生物と評価法
要約 関東北部地域の水田において、環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を評価するために、5種類の指標生物(アシナガグモ類、コモリグモ類、トンボ類、カエル類、水生コウチュウ・水生カメムシ類)を選定し...
要約 [ポイント]
要約 [ポイント]
水田における環境保全型農業が生物多様性の指標生物に及ぼす効果は自然環境の影響を受け地域によって異なる
要約 水田における環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果について、指標生物であるアシナガグモ類の個体数と農法及び環境要因との関係を全国調査結果から統計的に解析し、農薬削減の効果が自然環境の影響を受け...
熱帯の天水田向きいもち病抵抗性に関するインド型マルチライン稲品種
要約 イネ品種IR49830-7-1-2-2の遺伝的背景を持つ8種のいもち病抵抗性遺伝子を対象として育成した準同質遺伝子系統群は、熱帯地域に適応したインド型マルチライン(多系)品種として利用できる。 キーワード イネ...
合成性フェロモンを利用したアカヒゲホソミドリカスミカメの被害予測技術
要約 水田内に設置した合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップの出穂後5日間のアカヒゲホソミドリカスミカメ誘殺雄数から、その水田の斑点米被害発生確率を予測し、防除要否、回数を判断する技術である。 キー...
Googleマップによる気象予測データを用いた水稲栽培管理警戒情報システム
要約 東北地方のユーザーを対象にして、圃場位置、品種、移植日に対応した水稲の生育、高温障害、冷害、病害発生予測の情報をGoogleマップまたは携帯端末で提供できる。このシステムは気象被害軽減のための栽培管...
台風によりアジアの個体群間の境界を越えて移動するトビイロウンカの解析事例
要約 東南アジア個体群であるフィリピンのトビイロウンカ個体群は、フィリピンと台湾間を通過する台風により、薬剤感受性や品種加害性などの特性が異なる個体群間の境界を越えて長距離移動し、東アジア個体群の分...
耕うん同時畝立て局所施肥マルチ作業機による秋どりブロッコリーの減肥栽培
要約 秋どりブロッコリー作において、耕うん同時畝立て局所施肥マルチ作業機で速効性肥料と緩効性肥料を施用し白黒ダブルマルチすることにより、無マルチ全層施肥の慣行に比べて除草剤散布および追肥作業を省力し...
有機・減農薬栽培は水田の水生昆虫にプラスの効果があり、その効果は周辺の環境によって違う
要約 有機栽培および殺虫剤を使わない減農薬栽培は、水田に生息する水生昆虫の種数を増やす効果がありました。その効果の大きさは、水田周辺の環境によって違い、周辺にため池など水生昆虫の生息場所が多く、種が...
水田で使用する農薬の河川における濃度変化を予測し地図上に表示するシミュレーションモデルの開発
要約 水田で使用する農薬の物理化学性や環境条件などの情報を用いて、河川水中の農薬濃度を精度良く予測し、地図上に濃度分布を表示するシミュレーションモデル(GIS結合型PADDY-Largeモデル)を開発しました。 ...
要約 はと麦「はときらら」は早生の標準品種「はとじろう」より熟期が早く、草丈が短く、収量性は同等かやや多収である。極短稈であるため、機械収穫作業が容易である。 キーワード はと麦、極早生、極短稈、機械...
要約 水田冬期湛水の環境保全コストとしては、環境保全型稲作の除草コストが最も大きい。必要除草量に応じた除草コスト投入は収量安定要件となり、生産米の高価格販売と合わせ、水田冬期湛水の持続性に重要な要因...
要約 メラミンをシアヌル酸まで分解する細菌を土壌中から単離しました。この菌は、Nocardioides属の新種です。さらに、シマジン(除草剤)分解菌群(2種の細菌で構成)を用いることにより、シアヌル酸は完...