発光遺伝子を導入したイネもみ枯細菌病菌のイネ体上部への移動様式ともみ感染
要約 発光遺伝子が発現するイネもみ枯細菌病菌を得て、本病原菌はイネの株元から、イネの伸長に伴う持ち上がりと毛管現象によって上位に移動し、葯および枯死部で急増し、後に穎に定着すること、葯ではごく微量の...
不耕起乾田直播と麦-大豆作を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル
要約 不耕起乾田直播水稲と麦-大豆を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル(3戸協業)を構築し、シミュレーションを行った結果、汎用型不耕起播種機を用いて5年7作の田畑輪換を行う場合、55ha前後まで規模拡大が...
耐冷性の強いコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育227号」
要約 「十育227号」の子実は褐目中粒で、「キタムスメ」に比較して成熟期が約1週間早く、収量は同品種並であり、耐冷性はやや優る。耐倒伏性は「キタムスメより強く、密植栽培による増収効果が大きい。裂莢性...
中生、極大粒、豊満で良質な黒大豆新品種候補系統「だいず中育39号」
要約 「中育39号」は極大粒、豊満な黒大豆で成熟期はほぼ「トカチクロ」並みに早熟であり、ダイズわい化病抵抗性はやや強い。規格内収量(道南の函黒規格)は「中生光黒」より多い。煮豆加工適性は「中生光黒」、...
要約 ダイズサヤタマバエの加害は主に羽化盛期がダイズの開花期、着莢期と一致する第III回世代による。普通播(5月下旬から6月上旬播)ダイズでの被害は、第II回世代成虫が飛来する開花期の早いダイズでの被害から...
要約 「だいず東山黒175号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の早生の黒豆である。極大粒で粒質は「丹波黒」に似る。栽培適地は北陸、北関東及び東山地域である。 背景・ねらい 現在、黒豆の生産は、北海道の「光...
要約 大豆の腐敗粒は子実登熟期の中期以降に台風等で傷ついた莢にFusarium属やAlternaria属の病原菌が侵入して多発生する。発生の抑止には,損傷後にイミノクタジンアルベシル酸塩剤を散布するとともに,落葉期以...
春小麦のアカクローバ間作によるダイズシストセンチュウ密度低減効果
要約 春小麦にアカクローバを間作することによってダイズシストセンチュウ(SCN)の密度を減少させることができ、その効果は間作当年よりも翌年の方が大きい。これにより小麦のアカクローバ間作は、豆類におけ...
有機物連年施用がダイズシストセンチュウ密度及び菌寄生卵率に及ぼす影響
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低い。また、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高い。 背景・ねらい ダイズシストセンチュウは...
要約 「だいず東山158号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中晩生系統である。大粒で外観品質が優れ、「タマホマレ」並に多収である。蛋白質含有率は「タマホマレ」並の低であるが、全糖含有率が高く、煮豆・味...
要約 転換畑におけるダイズ黒根腐病の発病は,水田への転換(田畑輪換)によって軽減され,水稲2作以上では発病軽減効果が大きく,それは少なくとも2年間は持続する。 背景・ねらい ダイズ黒根腐病は,転換畑を中心と...
要約 転換畑におけるダイズ黒根腐病の発病は,水田への転換(田畑輪換)によって軽減され,水稲2作以上では発病軽減効果が大きく,それは少なくとも2年間は持続する。 背景・ねらい ダイズ黒根腐病は,転換畑を中心と...
要約 「だいず東山黒175号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の早生の黒豆である。極大粒で粒質は「丹波黒」に似る。栽培適地は北陸、北関東及び東山地域である。 背景・ねらい 現在、黒豆の生産は、北海道の「光...
TAS-ELISAによるインゲンマメ黄斑モザイクウイルスとクローバ葉脈黄化ウイルスの特異的検出法
要約 マメ科作物やアヤメ科花き類で発生して問題となっているインゲンマメ黄斑モザイクウイルスとクローバ葉脈黄化ウイルスは、それらに対するモノクローナル抗体を用いたTAS-ELISAで特異的に診断・検出できる。 ...
春小麦のアカクローバ間作によるダイズシストセンチュウ密度低減効果
要約 春小麦にアカクローバを間作することによってダイズシストセンチュウの密度を減少させることができ、その効果は間作当年よりも翌年の方が大きい。これにより春小麦のアカクローバ間作は、豆類のダイズシスト...
有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...
要約 シロクローバで繁殖するツメクサベニマルアブラムシが、ダイズわい化ウイルスYP系統を媒介することを発見した。保毒した有翅虫はダイズ圃場に飛来し、ウイルスを持ち込む。 背景・ねらい ダイズわい化病はダ...
ホソヘリカメムシ集合フェロモンの1成分による天敵卵寄生蜂の誘引
要約 ホソヘリカメムシ集合フェロモンの1成分である(E)-2-ヘキセニル(Z)-3-ヘキセノエートはホソヘリカメムシを誘引せず、天敵卵寄生蜂カメムシタマゴトビコバチだけをダイズ圃場に早期に誘引する。 背景・ねらい...
要約 「だいず東山158号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中晩生系統である。大粒で外観品質が優れ、「タマホマレ」並に多収である。蛋白質含有率は「タマホマレ」並の低であるが、全糖含有率が高く、煮豆・味...
ホソヘリカメムシ集合フェロモンの一成分による天敵卵寄生峰の誘引
要約 ホソカメヘリムシ 集合フェロモンの一成分である(E)-2-ヘキセニル(Z)-3-ヘキセノエートはホソヘリカメムシを誘引せず、天敵 卵寄生峰 カメムシタマゴトビコバチのみをダイズ圃場に早期に誘引する。 背景...