道南地域における水稲「ふっくりんこ」の高品質・減農薬米生産技術
要約 「ふっくりんこ」の低タンパク米生産には窒素施肥量6~8kg、栽植密度90株/坪が適する。温湯種子消毒及び水面施用粒剤を中心とした防除体系により減農薬米生産が可能である。 キーワード 水稲、ふっくりんこ...
有人・無人ヘリコプターによる薬剤1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除ができる
要約 有人および無人ヘリコプターでネオニコチノイド剤を出穂期10日後頃に1回散布すると、アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米被害を極めて少なくできる。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
要約 アカスジカスミカメはカヤツリグサ科のイヌホタルイに産卵し、水田内で発育する。イヌホタルイの発生が多い水田では、アカスジカスミカメの発生密度が増加し、発生期間も長くなるため斑点米発生率が高くなる...
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメの主要殺虫剤に対する感受性評価の基準となるLD50を明らかにした。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、殺虫剤、感受性、LD50 背景・ねらい アカヒゲホソミ...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
要約 ジノテフラン剤、クロチアニジン剤(粉剤DLおよび液剤、水溶剤)を用いると出穂期10日後頃の1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除が可能である。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
要約 野外でアカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンを高濃度で揮散させると、雄は雌に定位できず、交信攪乱が起こる。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、合成性フェロモン、交信攪乱 背...
要約 水田放牧草地において、斑点米の原因となるカメムシ類など4目24種のイネとの共通害虫が認められるが、放牧草地周辺の水田における害虫の発生個体数は、放牧草地に近接していない水田と比較して、多くの分類...
アカヒゲホソミドリカスミカメの水田内発生パターンに基づく防除時期の設定
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメの水田内発生パターンは、出穂期14日後頃までは侵入成虫が、出穂期20日後頃からは次世代幼虫が主体となる。次世代幼虫の加害により斑点米の大部分を占める側部斑点粒が発生する...
要約 アカスジカスミカメによる斑点米をネオニコチノイド系粒剤の1回散布によって防除する場合、本虫が水田内に侵入し始める出穂期から密度が最大となる出穂10日後までの間が散布適期である。また、その防除効果...
水田畦畔雑草の適期刈り取りによるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生抑制
要約 水田畦畔雑草を6月中~下旬と7月中旬に刈り取ることによって、アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖を抑え、イネ登熟期中の畦畔における成虫発生を抑制する。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、斑点...
要約 カメムシ類の加害で発生する斑点米には加害時期別に特徴的な輪郭が生じる。その特徴は加害する種や成幼虫によらず共通である。 キーワード イネ、斑点米カメムシ類、加害痕、斑点米、登熟段階 背景・ねらい ...
要約 畦畔の草刈りを稲の出穂期予想日3週間前頃と出穂期頃の2回行うことにより、畦畔のイネ科雑草の再出穂が抑制され、雑草穂と稲穂上での斑点米カメムシ類の発生密度が低下し、斑点米被害が軽減する。 キーワー...
水稲極早生、早生品種におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの薬剤防除適期
要約 水稲極早生、早生品種における斑点米発生防止のためのアカヒゲホソミドリカスミカメの薬剤防除適期は、出穂期10日後とその7~10日後である。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、防除適期、斑点米 ...
要約 新潟県の複数地域においてアカヒゲホソミドリカスミカメのMEP、MPPに対する感受性低下が認められる。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、MEP、MPP、薬剤感受性、斑点米 背景・ねらい 19...
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメがイネ籾を加害して斑点米を多く発生させるのは出穂10日後以降であり、この時期の加害防止が重要である。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、加害時期、斑点米、放飼試...
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫はイネの出穂に伴い水田へ侵入し、発生盛期は穂揃い期頃である。成虫はイネに産卵し、水田内で次世代の幼虫、成虫が発生する。この発生量には品種間差がある。 キーワード ...
要約 乳熟~糊熟期の冷凍籾を餌としてクモヘリカメムシの累代飼育ができる。クモヘリカメムシの卵期間の有効積算温度は145日度(≧8.2℃)である。幼虫期間の有効積算温度は371日度(≧10.1℃)である。新成虫の羽化から...
要約 アカスジカスミカメの加害によって発生する斑点米の一つである「尻黒粒」の水田内発生分布は、水田外周部に発生が多く、中央部では少ない。 背景・ねらい 近年、全国的に斑点米カメムシ類の加害による斑点米...
要約 斑点米カメムシであるアカヒゲホソミドリカスミカメの体内にルビジウムを取り込ませることによりマーキングができる。 キーワード 斑点米、アカヒゲホソミドリカスミカメ、マーキング、ルビジウム 背景・ね...