要約 ヒョウタンゾウムシ類成虫がラッカセイほ場に侵入した場合、プロチオホス粉粒剤の株元散布により防除できる。前年に被害が発生したほ場では、ラッカセイの播種を遅らせて6月上旬まで無作付けで管理すると、...
米糠、菜種油粕の表面散布による除草を行ったときの水田土壌の変化
要約 水田において米糠等の表面散布による除草法を行うと、表面土壌Ehの急激な低下が起こり、二価鉄や酢酸などの発芽や生長に悪影響を与える物質が増加する。一方、5cmの深さでは、米糠等の表面散布によるEhの低...
要約 マイクロチューバーによる種馬鈴しょ栽培において、直播栽培では0.5g以上のサイズが、紙筒移植栽培では0.1~0.5gの小さなサイズが利用できる。密植栽培で枯凋期が早まり、種いも規格収量、種いも個数とも...
水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギに対する有効な除草剤
要約 水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギの防除には、初期剤、一発処理剤ともにピラゾレート、ペントキサゾン含有剤など数種除草剤が有効である。フェントラザミド含有剤は、コナギの葉齢が1葉期程度であ...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
ダイズ「タチナガハ」および「納豆小粒」の晩播栽培における狭畦密植栽培技術
要約 7月中旬以降に「タチナガハ」および「納豆小粒」を播種する場合は畦間30cm(狭畦)にすることで収量の低下を軽減できる。その際の株間は7月中旬播種では15cmとし、7月下旬の播種では10~15cmのやや密植とす...
プラントキャノピーアナライザーによるカンキツの樹冠葉面積の計測法
要約 カンキツ樹体の形状を単純な図形でモデル化することにより、樹高および4方位の樹冠半径、PCAによる4方位での透過光測定から、樹冠体積、葉面積密度、樹冠葉面積を推定する。推定した葉面積密度および樹冠葉...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
要約 同調化したアスパラガスの不定胚を同心三層構造のシームレスカプセルに封入する技術を開発した。作出したカプセルは、保存性・輸送性を兼ね備えた人工種子として利用できる。 キーワード アスパラガス、不定...
要約 2月下旬にジャガイモを植え付け、畝肩∼畝間にヘアリーベッチを播種し、双方の草丈が同じになる4月下旬頃に中耕することにより、堆肥約1.5t/10a、あるいは化成肥料窒素2∼8kg/10aの肥料効果が得られ、雑草量...
ベンタゾン液剤の除草効果と青森県大豆奨励品種における収量への影響
要約 ベンタゾン液剤の処理適期は雑草が10cm以下のときである。大豆2~3葉期に処理した場合、その減収程度は「おおすず」で数%程度、「オクシロメ」で1~2割程度である。また、イネ科雑草茎葉処理剤との混用では...
不耕起大豆栽培におけるカバークロップとしての冬作大麦の雑草抑制効果
要約 冬作大麦をカバークロップとして栽培すると、次作の不耕起大豆栽培において雑草を抑制する効果がある。この抑草効果は主として一年生夏雑草の出芽抑制に由来する。 キーワード ダイズ、カバークロップ、不耕...
麦作雑草カラスノエンドウの出芽の特徴と除草剤による効果的防除法
要約 カラスノエンドウは小麦播種後1ヶ月間で累積出芽本数の約50%しか出芽せず、それ以降も緩慢に出芽し続けるが、播種直後に土壌処理除草剤のジフルフェニカン・トリフルラリン剤あるいはペンディメタリン剤、2...
要約 クサネム、ホソバヒメミソハギ、チョウジタデは、稲発酵粗飼料(イネWCS)への混入により栄養価(TDN含量)を大きく低下させる。ついでヒレタゴボウ、タマガヤツリ、タカサブロウ、コナギ、ヒメタイヌビエの混入...
防草シートと地被植物を組み合わせた省力的な水田における法面緑化技術
要約 防草シートと地被植物の組み合わせにより、省力的な法面緑化が可能となる。接地点から発根するヒメイワダレソウ等の地被植物の場合、遮根タイプより貫根タイプの防草シートが適している。 キーワード 法面緑...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性コナギに有効な「一発処理剤」の確認
要約 スルホニルウレア系除草剤抵抗性コナギに対し有効な「一発処理剤」は、「ベンゾビシクロン」、「ブロモブチド」などを含む剤である。 キーワード スルホニルウレア、除草剤、抵抗性、水田雑草、コナギ、一発...
要約 麦わらが土面を覆う条件下で、大豆用土壌処理除草剤の多くは残草量対無処理区比1%未満の高い効果を示すが、DCMU水和剤およびCAT水和剤の効果は著しく劣る。麦わら被覆条件下で高い除草効果を有する3種類の...
要約 アスパラガスハウス内に卵用讃岐コーチンの放飼により、ハウス内の雑草は除去され、新芽の損害も軽度なものであり、アスパラガス生育中の除草剤使用を全廃できた。これにより人手による除草作業から開放され...
要約 トリフルラリンおよびチフェンスルフロンメチル除草剤に対する低感受性スズメノテッポウの発生が福岡県下で確認された。この除草剤低感受性スズメノテッポウに対しては、ペンディメタリン・リニュロン・ベン...
要約 耕土下層に埋没した一年生雑草種子は、常時湛水条件では常時畑及び夏季湛水条件より早く死滅する。常時畑及び夏季湛水条件では、タイヌビエ及びコナギ種子は17年以内に死滅するが、キカシグサ、アゼナ及びタ...