要約 イネツトムシにより食害を受けた稲発酵粗飼料は、収量の減少にともなって各化学成分の含有量、その消化率および栄養価も減少する。 キーワード イネツトムシ、稲発酵粗飼料、ウシ、飼料価値、食害、飼料利用...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 短草多回利用メドウフェスク生草のTDN含量はNRCの推定式や酵素分析画分による推定式(OCW式)で推定すると過小評価となる。生草のTDN含量を酸性デタージェントリグニンまたは低消化性繊維から推定するとより...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
要約 市販の脱着ボデートラック搭載用に開発したロールベール運搬用コンテナを用いることにより、ベールグラブやバックホー等のハンドリング機器を用いずに、自走式ベールラッパのみでロールベールに成形された飼...
高品質な稲発酵粗飼料の調製が可能な自走細断型飼料イネ専用収穫機
背景・ねらい 飼料イネの普及拡大を図るため、圃場における収穫時の損失が少なく、作業能率と操作性に優れ、しかも品質の良い稲発酵粗飼料の調製が可能な収穫機の開発が強く望まれている。既存の飼料イネ収穫機...
要約 本機は掘取刃のブレードのみを上下に振動させながら崩土を行うもので、長さ50cm程度までの短根ゴボウの掘取り作業に利用できる。装着できるトラクタは、出力15~23kWである。 キーワード ゴボウ、振動、掘取...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
専用収穫機と予乾方式を組み合わせた飼料イネの効率的な収穫調製
要約 1日に行なえる飼料イネの収穫・調製作業可能面積は、コンバイン型専用収穫機の場合6人体制で1.8ha、予乾方式の場合4人体制で1.5haであるが、作業の効率性や機械装備の特徴等を考慮して両方式を組み合わせ...
自走式細断型ロールベーラにより収穫した稲発酵粗飼料の飼料特性
キーワード 細断型ロールベーラ、稲発酵粗飼料 背景・ねらい 都府県向けに、1台の機械で、青刈りトウモロコシ、牧草、飼料イネの収穫に対応でき、高密度ロールの成形が可能な自走式細断型ロールベーラの開発が進...
要約 飼料イネと飼料用麦類を組み合わせることにより、関東北部でも水田における飼料イネ・飼料用麦類の1年2毛作体系が可能となる。最も多収で省力的な栽培体系は、飼料イネはホシアオバを直播で、飼料用麦類は...
要約 「ゆきちから」の澱粉粘度は成熟期後の降雨により「ナンブコムギ」よりも早く低下することから、成熟期後は雨に当てないようできるだけ早く収穫する必要がある。 キーワード コムギ、ゆきちから、澱粉粘度、...
要約 改良した小型カッティングロールベーラによる刈取・梱包、自走式ロールベール収集運搬車等による運搬作業を軸とした小区画水田向けの飼料イネの小型ロールベール収穫・調製体系である。作業負担が軽減でき、...
要約 現行のエダマメ脱莢および粗選別機ではA品の収穫ロスが5~15%、損傷莢が20~30%発生する。莢の押され、割れ、胴の折れの損傷は消費者の許容度が低く、新たな脱莢機と選別機の開発時にはその発生率の低減と...
TDR方式の水分計による飼料イネサイレージの迅速な乾物率測定
要約 飼料イネロールベールサイレージの乾物率はTDR方式の水分計を用いて測定が可能である。測定は上・中・下部の3点の平均値を取ることで、乾物率が20%から60%の範囲において、誤差3.5%程度の精度で測定できる。...
飼料成分および穂乾物重比率からの飼料イネサイレージのTDN含量の推定
要約 飼料イネサイレージのTDN含量は、穂乾物重比率を測定することで飼料分析を行わずに簡易に推定でき、in vitro乾物消化率および粗灰分含有率を分析することで精度良く推定できる。 背景・ねらい 飼料イネサイ...
要約 飼料イネ用ロールベーラの後部に装着し、梱包・結束されたロールベールを、刈り取り作業を継続しながら運搬する装置(ロールキャリア)を用いると、圃場内でのロールベール運搬作業の負荷が軽減され、全体の...
要約 細断型ロールベーラで飼料イネをダイレクトカットで調製すると、飼料イネ専用収穫機に比べ1.5倍程高密度で、良質の飼料イネサイレージが調製できる キーワード 飼料イネ、細断型ロールベーラ、サイレージ...
水稲品種「Taporuri」の2回刈り栽培における最適1回目刈り取り時期と窒素施肥法
要約 水稲品種「Taporuri」は、飼料イネ品種・系統「モーれつ」および「西海飼253号」と比べ、2回刈り栽培適性がある。「Taporuri」の2回刈り栽培では、穂揃期に1回目イネを刈り取り、1回目イネと2回目イネの両方...
クローラ型トラクタとフォレージハーベスタによる飼料イネ収穫技術
要約 後ろ向きに着座できるクローラ型トラクタに3条用の直装型フォレージハーベスタとボンネットワゴンを取付け、飼料イネをダイレクト細断収穫する技術である。軟弱な圃場条件でも大型トラクタによる高能率収...