要約 高価格な抹茶は、テアニン含量及び(エピガロカテキンガレート)/(エピガロカテキン)比が高い。さらに、抹茶においてはクロロフィル含量と相関の高い緑色の指標値(A664)が一定値以上である。これらの科学的な...
要約 枕崎32号は色沢と滋味に優れ、「やぶきた」より摘採期が早い、やや早生品種である。枕崎32号は「やぶきた」、「さえみどり」と比べ、露地および被覆栽培で収量・品質が優れ、特に被覆栽培での高品質緑茶の製...
要約 抹茶の油脂分散液とデキストリンの水分散液を作製し、二種の液を混合攪拌した後に乾燥する。これにより、抹茶を油脂で被覆し、さらにデキストリンで被覆した粉末が製造できる。この結果、抹茶の退色防止と水...
要約 アルミ蒸着フィルムで表面加工された寒冷紗によるてん茶の直がけ被覆は、樹冠面の温度上昇を抑制し、品質を向上させる。収量は同等もしくは増収する。 キーワード チャ、てん茶、アルミ蒸着フィルム、直がけ...
要約 釜炒り茶製造における連続殺青工程と連続通風乾燥工程の組み合わせにより、釜炒り茶の香味を活かした新しいタイプの茶を低コスト生産できる。 キーワード チャ、釜炒り茶、簡易製茶、低コスト 背景・ねらい ...
機械摘みにも適する良質・多収てん茶用新品種候補「53-38」
要約 手摘みだけでなく機械摘みにも適する良質・多収てん茶用新品種「53-38」を育成した。「さみどり」に比べ樹勢がやや強く株張りに優れる。製茶品質は「さみどり」、「あさひ」と同様に良質で、特にてん茶とし...
要約 遮光率80%の資材で直接被覆した二番茶葉を、より手を外し、煎茶製造時よりも熱風温度を摂氏5度程度高く、風量を30%程度多く設定した粗揉機のみで製茶し、振動ミルで粉砕すると、高品質な抹茶様微粉末茶を製...
要約 摘採前に短期間被覆した煎茶用品種「さきみどり」の粉末茶は、食品加工用抹茶と比べてクロロフィル含有量、見た目とも遜色なく、食品利用の実用性が高い。宮崎県総合農業試験場茶業支場・加工科 背景・ねら...
要約 〔要約〕市販緑茶中の既存フェオホルビドa (PBa )含有量及び残存クロロフィラーゼ活性に基づく総PB a 生成量を測定し、両者に基づく緑茶の健全性を評価した結果、市販緑茶は通常の食用茶としての用途で...
要約 蒸し葉を切断後(短冊状2mm)、円筒型の乾燥機を使用し、揉まないで乾燥することにより、「サクサク感」のある食品素材としての茶の製造方法を開発した。 背景・ねらい 茶を食材として積極的に利用する試み...