要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
テンサイ作業受委託の円滑化には農作業支援組織による情報統合と調整が重要
要約 テンサイの作業受託を円滑に運営している農作業支援組織は、生産者、糖業(集荷業者)、輸送業者と互いに情報共有をする際に、支援組織のマネージャーがそれぞれの情報を統合して作業計画等を示しており、この...
国産早生樹の利用可能性を探る―樹種の特徴を知り、使い方を工夫する―
要約 木質資源への多様なニーズに対応し、林業の収益性改善につながる新たな植栽樹種として、成長のはやい早生樹が注目されています。ただし、国産早生樹についてはこれまで利用例が少なく、生産・利用の取組が手...
モザンビークにおける乳牛飼養の存立条件を反映した耕畜複合経営計画モデル
要約 モザンビークの小規模農家による乳牛飼養の存立条件を解明し、耕畜連携を通じて効率的に食料と飼料の確保、リスク分散、所得向上等を達成するための複合経営計画モデルを作成する。同モデルは、乳牛飼養の定...
営農開始から約10年間の経営経済性を評価する周年親子放牧導入支援システム
要約 繁殖牛頭数と草地の面積・条件、導入牛と販売子牛の価格、基本的技術係数など数項目を設定するだけで周年親子放牧開始後約10年間の家畜頭数と経済性(損益とキャッシュフロー)が試算できるシステムである。設...
要約 鳥獣被害対策を通じて捕獲されたシカ・イノシシなどの食用肉であるジビエを、農村振興につなげている事例は、取り組みの特徴から集落連携型、猟友会員主導型、広域連携型、法人経営型の4つの類型に分類でき...
園地単位全量購入契約のもとで成立するジュース加工向けリンゴ栽培の特徴
要約 ジュース加工向けリンゴ生産では、長期的な園地単位の全量購入契約のもと、樹上で行う結実管理作業や収穫・調製作業を大幅に削減することが可能となる。また、高樹高化により、収量及び収益性を著しく向上さ...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
要約 漁業管理手法の一つである個別割当制の漁業経営への効果を検証するため、べにずわいがにかご漁業とベニズワイガニ加工業を事例に、漁業者と加工業者の経営行動を分析した。その結果、制度導入がベニズワイガ...
要約 「亜細亜のかおり」は、多収の高アミロース品種である。現在普及している「越のかおり」と同等の米麺加工適性を持ち、収量が3割程度多い。寒冷地南部では晩生に分類され、中生の主力品種「コシヒカリ」との...
要約 2015年8-9月のしらす漁が、これまでの最低水準だった2004年を更に下回る過去最低となった。プランクトン量及びカタクチイワシ卵量から不漁要因を検証した結果、黒潮が大きく蛇行したことが大きな要因と考え...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
要約 木材共同販売組織の設立や強化が進む欧州の実態調査を通じて、小規模な所有者の森林から生産される木材を大規模な製材工場等へ安定的、効率的に販売する仕組みを築く際に重要となる3 つの鍵を明らかにしまし...
北海道オホーツク海沿岸におけるスルメイカの漁獲量の予測方法の開発
要約 漁業や水産加工業の経営に役立てるため、北海道オホーツク海沿岸におけるスルメイカの漁獲量を漁期前に予測する方法を開発した。北海道東部太平洋における本種の分布情報および国後島の南沖の表面水温を説明...
ダイコン‐サツマイモ畦連続使用有機栽培体系の収益性及び環境負荷の評価
要約 南九州畑作経営において収益性と環境負荷を評価できる営農計画モデルを構築し、ダイコン‐サツマイモ畦連続使用有機栽培体系の導入効果を評価すると、農業所得は向上し、経営レベルでの農薬使用量、エネルギ...
水稲作期拡大と販売促進を両立させる大規模稲作の直接販売ビジネスモデル
要約 水稲作期拡大に不可欠な水稲品種と栽培法の組み合わせを行いつつ、品種や栽培法ごとに販売先や価格、販促活動などの組み合わせを変えることで、機械施設の稼働率向上による製造原価削減と米の販売促進を両立...
農産物直売所が都市部に仮設店舗を開設するビジネスモデル「出張直売」
要約 出張直売は、農産物直売所が定期的に都市部に出向き、仮設店舗で手持ちの商品・人員から始めることができる対面販売型のビジネスモデルである。客足は短い販売時間に集中し、改善を積み上げつつ長期に取り組...
要約 えりも以東、えりも以西、本州太平洋の3地域別のサケ来遊数漁期中予測モデルを開発した。モデルは、漁獲最盛期前の漁獲数データを説明変数とする一般化加法モデルである。最適予測モデルの説明変数は9月中旬...
高品質原料用果実を活かした加工事業拡大型カンキツ作ビジネスモデル
要約 加工事業を拡大するカンキツ作ビジネスモデルは、高品質原料用果実の糖度選別、原料品質を維持する搾汁方式、商品の詰め合わせセット化を通して差別化を積み重ねつつ、ブランド化した高級ミカンジュースを軸...
要約 木材共同販売組織の設立や強化が進む欧州の実態調査を通じて、小規模な所有者の森林から生産される木材を大規模な製材工場等へ安定的、効率的に販売する仕組みを築く際に重要となる3つの鍵を明らかにしまし...