要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
β-グルカン含量が極めて高く、炊飯後に褐変しにくいもち性六条裸麦新品種候補「フクミファイバー」
要約 「フクミファイバー」は、amo1遺伝子とアミロース欠失のもち性遺伝子を併せ持ち、β-グルカン含量が極めて高い六条裸麦である。整粒収量が高く、プロアントシアニジン欠失遺伝子(ant28
要約 家具・内装材用の広葉樹原材料の約8割を海外産が占めています。それを国産に置き換えることを目指して、国産広葉樹の資源蓄積状況、流通・加工の現状を把握し、国産広葉樹の利用を進めるための課題と対応策...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
加工・業務用ホウレンソウの機械収穫体系を利用した刈り取り再生栽培技術
要約 歩行型の加工・業務用ホウレンソウ収穫機を利用することで、省力化と生産費の削減が図られ、刈り株から再生した2番草を再収穫することが可能となる。再収穫により厳冬期の収穫量確保とともに、さらなる生産...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
要約 木質バイオマス資源作物として注目されるヤナギの収穫量は、農業用マルチ設置と除草を実施することで、寒冷地の北海道において目標値10トン/ha/年を...
要約 「ぽろすけ」は「ぽろたん」より1週間程度早く収穫される早生の易渋皮剥皮性品種である。「ぽろすけ」と「ぽろたん」は相互に受粉樹として利用できる...
飼料用玄米の破砕粒度を細かくすることにより泌乳成績は向上する
要約 飼料用玄米の破砕粒度を粗挽き(粒度2mm以下の割合が全体の37.0%)または粉砕(粒度2mm以下の割合が73.3%)とし、発酵TMR中に乾物で20%混合して、泌乳中期の乳牛に給与すると、TMR摂取量は差が認められないが、...
硝子率が低く精麦品質が優れる早生・多収の裸麦品種「ハルヒメボシ」
要約 六条裸麦品種「ハルヒメボシ」は早生で穂が長く多収である。倒伏に強く成熟期以降の中折れも発生しにくい。従来品種よりも硝子粒の割合(硝子率)が低い。原麦および精麦白度が高く、味噌加工適性を有する。 ...
トウモロコシとダイズの混作が乾燥ストレス軽減と生産性向上に寄与する
要約 モザンビーク北部の天水畑作地域において、現地に普及するトウモロコシ品種(Matuba) 2畝とダイズ品種(Olima) 3畝を交互に配置する混作体系を導入することにより、各作物を単作とするよりも生産性が15~49%向...
多収でいもち病と縞葉枯病に強い低アミロース米水稲新品種「ぴかまる」
要約 「ぴかまる」は、「ヒノヒカリ」熟期の中生の低アミロース米で、移植及び直播栽培で多収である。いもち病と縞葉枯病に強く、「ヒノヒカリ」より炊飯米の粘りが強く良食味である。主食用途に適する他、ブレン...
温暖地向けリポキシゲナーゼ全欠のだいず新品種候補系統「四国10号」
要約 だいず「四国10号」は子実中のリポキシゲナーゼアイソザイムをすべて欠失しており、粗タンパク含有率が高く、豆腐、醤油などの加工に適する。近畿中国四国地域における成熟期は中生で、同熟期の「サチユタカ...
要約 剥きタマネギ加工における歩留まりはタマネギの球高により変動し、球高の値が大きくなるほど歩留まりは向上する。異なる加工形式においてもその関係性は維持されるため、剥きタマネギ加工には球高の値が大き...
淡色黒ボク土における地下水位制御がタマネギの生育に及ぼす影響
要約 淡色黒ボク土における秋まきタマネギ栽培で地下水位を-30cmまたは-40cmで制御すると、平年降水量25%相当の地表灌水条件下であっても、地下水位を制御せず平年降水量相当を地表灌水する場合と同等の球重が確...
硝子率が低く精麦品質が優れる早生・多収の裸麦新品種「ハルヒメボシ」
要約 六条裸麦新品種「ハルヒメボシ」は早生で穂が長く多収である。倒伏に強く成熟期以降の中折れも発生しにくい。従来品種よりも硝子粒の発生率が低い。原麦および精麦白度が高く、味噌加工適性を有する。 キー...
地下水位制御システムFOEASによる転作大豆の地下かんがい用水量
要約 鹿児島県内のFOEASを導入した灰色台地土の水田で転作大豆栽培を行う場合、地下かんがい実施日における用水量は、気象条件に対応して1~14mm/dayであり、無かんがいの対照ほ場に比べ、かんがいと排水の効果に...
機能成分高含有農作物・加工食品に対する消費者の認知状況および摂取意向
要約 健康志向の高い消費者の94.6%が機能成分高含有農作物・加工食品の摂取を希望しており、栄養成分や機能成分の高さに魅力を感じている。一方、安全性等に対する不安もあり、有効成分の安全性評価結果並びに成...
要約 「こしのめんじまん」は、新潟県では晩生の偏穂重型に属する粳種である。米粒のアミロース含有率が従来品種に比べ高い特徴をもつことから、食品加工を主たる用途として、新潟県内を対象に普及を図る。 キー...
要約 莢剥き機を利用したエダマメの剥き豆加工では、短時間のブランチング処理により製品歩留を高め、破損や種皮剥離の少ない高品質な剥き豆を得ることができる。また、食味が確保される範囲で収穫時期を遅らせる...