摘要 北海道において交換分合事業がより活用されるための基礎的知見として、交換分合における農家の行動を明らかにした。北海道の酪農専業地帯における交換分合は、農地集団化と規模拡大が同時進行する特殊な形態...
水田作経営における継承パターンと経営組織の相互関連と要因解析(7)
摘要 農業調査の組替え集計により、水田地帯における世帯員の動態と事業規模との相互関連を整理し、経営継承の実態と特徴を明らかにした。水田地帯では、若齢層であとつぎ予定者の4割(90~95年)が他出し、...
摘要 十勝地域の酪農経営で栽培されているアルファルファは、チモシーとの混播利用で、細切サイレージに調製され、搾乳牛1日1頭あたり6~27■(原物)が30~365日間給与されている。アルファルファの導入...
摘要 造成2年目のアルファルファ(AL)圃場を、高栄養飼料収穫を目的として4回刈取った結果、年間乾物収量は、慣行刈りと同程度であったが、粗タンパク質収量は高かった。造成2年目のALの生育に、窒素追肥...
予乾アルファルファの低水分サイレージ調製貯蔵技術の開発(54)
摘要 アルファルファの葉部割合はマットメーカ処理区がテッダ処理区より多かったことから、マットメーカ処理により粗蛋白質含量の高いサイレージが調製できた。分娩後のサイレージの反芻胃内滞留時間はアルファル...
摘要 北海道東部の土壌凍結地帯におけるアルファルファの安定栽培のための現地選抜、評価を行う。播種翌年の158母系の評価においては、匍匐タイプおよび直立タイプの両方で多収な母系があった。13年以降に選...
摘要 低水分アルファルファサイレージを組み込んだ飼料を給与した乳牛(アルファルファ区、4頭)と、イネ科牧草サイレージを給与した乳牛(対照区、4頭)について繁殖性を調査した。アルファルファ区の2頭にお...
摘要 経産牛8頭を用い、アルファルファサイレージ主体給与区(試験区)とイネ科牧草のグラスサイレージ主体給与区(対照区)に割り当て、分娩予定日の3週間前から分娩後10週まで混合飼料(TMR)給与による...
摘要 車輪踏圧がアルファルファの生育に及ぼす影響を、秋期に約2ヶ月の滞水被害を受けたアルファルファの越冬後の調査事例から解析した。アルファルファの生産性に与える要因として、直接的には表層2~5cmの...
簡易耕による一年生アルファルファの同時耕うん・施肥・播種栽培技術の確立(60)
摘要 6種類の1年生アルファルファ(AM)を5月上旬に播種し、春期の生育をアルファルファ(AL)と比較した結果、2種類のAMでALより早い乾物生産速度を示した。これらの草種は、ALの造成年の目標年間...
周産期・泌乳最盛期における高泌乳牛の血中及び乳中代謝成分の動態(204)
摘要 高泌乳牛の分娩前後・周産期における血中及び乳中代謝産物ならびに代謝関連ホルモン等の動態を明らかにした。血中成分の多くは分娩前後で大きな変動を示し、特に脂質、エネルギー代謝に関わる代謝産物は分娩...
摘要 調製方法の異なるアルファルファサイレージ給与では、牛からのメタン発生量に調製方法による差異はなかった。乾乳牛と妊娠牛の試験では、乾物摂取量が増加するとメタン発生量が増加した。
摘要 搾乳牛の集約放牧用としてのメドウフェスクの特性をペレニアルライグラスと比較しつつ明らかにする一環として、育成牛の後追い放牧の影響を調査した。その結果、両草種とも、後追い放牧により放牧草の栄養価...
摘要 放牧搾乳牛の食草量を簡易に推定するために、食草時間をグレイズメモリーで測定し、それに定数化した食草速度を乗じる方法について検討した。グレイズメモリーで測定された食草時間は目視と良く一致した。食...
摘要 11年度は泌乳形質関連遺伝子のうち乳脂肪球膜上および乳中で確認されているタンパク質をコードしている遺伝子のクローニングと塩基配列解析を行った。PCR産物をプラスミドベクターに組み込み、500b...
摘要 ホルスタイン種において、哺育期に24時間絶食させて採取した血漿中の尿素態窒素、グルコース、中性脂肪、遊離脂肪酸、総ケトン体濃度および濃度変化量と泌乳能力との間に高い遺伝相関があることを明らかに...
摘要 乳牛父牛毎の多くの家系またDNAマーカーの欠測に対応できるゲノム上の量的形質遺伝子座位置を推定する手法を開発した。乳牛父牛の遺伝子型と環境との交互作用を考慮した遺伝能力評価法を開発した。家系情...
産乳形質に関与する候補遺伝子の染色体マッピングと多型解析(196)
摘要 11年度は産乳形質関連遺伝子のうち、BTLACTA(Bovine gene for alpha-lactalbumin)とBOVCKIA(Bovine casein kinase I-alph...
摘要 黒毛和種の受精卵クローン子牛7頭(雌1子、雌双子、雄1子、雄3子)について生後18ヶ月齢まで発育成績を調査した。体重・体高・体長・胸囲・管囲などについては、それぞれ幅があるものの同じような推移...
摘要 分娩後の乳牛を用い、初回排卵前と後の血液成分を比較したところ、分娩後血液成分濃度が安定するまでの日数と初回排卵前までの日数の間に有意で正の相関関係があることが認められた。次に初回排卵日数遅延の...