摘要 受精卵移植技術を利用して、牛の改良増殖を図るため、新技術の開発及び実用化を促進する。新しい遺伝子増幅技術であるLAMP法による胚の雌雄判別を実施するとともに、雌雄判別胚の凍結実用化試験及び移植試験...
摘要 畜産研究所に繋養している高能力牛(ホルスタイン種及び黒毛和種)の優良受精卵の供給を行うと共に、受精卵移植技術により、県内で飼養されている乳牛及び和牛の優良受精卵を有効活用し県内農家の牛群改良の...
摘要 雌雄判別後の胚のガラス化保存後の受胎性の高位安定化及び融解方法の簡易化について全国20道県と協定して検討した。VSED法によるガラス化保存胚の受胎率は、段階希釈法が33.3%(6/18)、ストロー内希釈法で...
牛の受精卵移植技術の実証に関する研究(受胎率向上のための前後処置方法の検討)
摘要 胚移植技術における採卵成績と移植成績の改善を目的に過剰排卵処理や胚の移植にホルモン剤を合わせて使用し成績の向上を図った。移植時の黄体ランクの低い牛へのhCGの応用は受胎率を改善した。移植時、膣内...
1 牛受精卵移植安定化技術の確立(3)放牧を取り入れた大規模供卵牛群の効率的採卵技術の確立 1)効率的な連続採卵技術の検討
摘要 採卵間隔を短縮し採卵回数を増やすことで、より多くの優良受精卵を効率的に得る技術を確立する。従来の年間4回採卵と比較して、年間6回採卵では総回収受精卵数およびAランク受精卵数のいずれも上回った。ま...
1 牛受精卵移植安定化技術の確立(1)受胎率向上のための技術開発 2)フィールドに活用した牛ガラス化受精卵の適応性の検討
摘要 ガラス化保存した牛受精卵の簡易な移植技術としてのストロー内ワンステップ希釈法を確立する。ストロー内希釈後、38℃水中・5分間曝露した受精卵の発育試験では69%の生存率が得られ、段階希釈区との有意差は...
4 効率的な種雄牛作出方法の検討(2)育種価と受精卵移植を組み合わせた種雄牛の作出
摘要 育種価の活用と受精卵移植を組み合わせ効率的な種雄牛造成を行う。これまで、44頭に移植し、雄6頭が得られうち2頭について直接検定を実施した。なお今年度は28頭に移植を実施した。 研究対象 肉用牛 戦略 畜...
4 受精卵移植技術を活用した優良種畜育種・維持技術の実証(1)県産基幹種雄牛・高能力乳用牛の生産実証展示 1)雌雄鑑別技術を用いた性の選択による子牛生産
摘要 優良受精卵を多数確保する技術および雌雄判別技術により希望する性の選択的生産が可能となってきた。これらの技術を活用し、育種価評価に基づく黒毛和種雌牛と高能力乳牛を選抜して受精卵の採取、雌雄鑑別...
1 牛受精卵移植安定化技術の確立(2)農家由来卵を用いた雌雄産み分け技術の実証 2)農家由来卵の雌雄鑑別卵の移植実証試験
摘要 雌雄産み分け技術は、実験室レベルではほぼ確立し、農家由来受精卵での実証への移行段階来ているので、農家由来受精卵を用いて雌雄鑑別および受精卵移植を行い、雌雄産み分け技術による子牛の生産実証を行...
1 牛受精卵移植安定化技術の確立(1)受胎率向上のための技術開発 2)給与飼料及び受卵牛の血液生化学的性状が受胎に及ぼす影響
摘要 受胎を左右する子宮内環境は給与飼料などの飼養管理条件によって大きな影響を受けることから、飼料給与状況及び血液生化学的性状を調査するとともに受胎に及ぼす影響を検討し、さらなる受胎率の向上を図る...
1 牛受精卵移植安定化技術の確立(1)受胎率向上のための技術開発 1)受胎に及ぼす要因解析
摘要 牛受精卵移植の受胎率向上を目的として、本県内の野外移植成績を用いて受胎に及ぼす要因解析を行う。さらに、最適受卵牛の選定を目的として、生殖器臨床検査所見から移植の可否を判定するための分析を行う...
摘要 牛の受精卵移植における受胎率は、人工授精による受胎率と比較して全国的に低い。そこで、全国の共同試験により凍結卵における受胎率の向上を目的として、凍結精液組成、卵の融解方法、移植方法等について結...
摘要 目的:県内の大規模階層においては、近年100頭規模や法人経営体が増加しており、この経営体は戸数では2%のシェアであるが、頭数で15%を占めるに至っている。また、現場からは、規模拡大において、経産牛当...
摘要 目的:ア 乳用牛を活用した受精卵移植により生産された黒毛和種子牛は人工哺育されることになる.黒毛和種の人工哺育技術については,代用乳の給与方法を中心に検討が進められ,一定の成果が得られているも...
大規模酪農経営体における高位乳生産に向けた飼養管理技術体系の確立
摘要 目的:県内の大規模階層においては、近年100頭規模や法人経営体が増加しており、この経営体は戸数では2%のシェアであるが、頭数で15%を占めるに至っている。また、現場では、規模拡大において、哺乳作業の...
摘要 目的:岩手県では,肉用牛の飼養戸数,頭数が減少するなかで,酪農家が黒毛和種受精卵を乳牛に移植する複合経営の指向が高まり,肉用牛飼養戸数と頭数の減少抑制に寄与している.県では受精卵移植の活用によ...
摘要 目的:ア 本県の肉用牛飼養頭数・戸数はともに減少傾向にあり,その減少率は全国平均を大きく上回っている.このため,肉用牛生産基盤の強化が急務となっている. イ しかし,本県の肉用牛飼養農家,とりわ...
摘要 目的:畜産物の低コスト生産が求められる一方で、生産者は新たな投資や生産物価格の低迷等、多くの課題を抱えている。繁殖牛飼養農家の所得向上および低コストな肥育素牛を供給する技術として、双子生産技術...
摘要 目的:受精卵移植等新技術の活用により改良の核となる優良な種雄牛を作出するとともに、優良な雌牛の供給を行い本道牛群の産肉能力のレベルアップを図る。方法:(1)優良受精卵の作成:導入ドナー牛に優良種...