養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(110)
摘要 養鶏用飼料のエネルギー栄養価の迅速かつ簡便な評価法の確立を目的として、従来の成鶏を用いる真の代謝エネルギー(TME)測定法の改良を試みた。すなわち、経済的な価値を有さない採卵用鶏の雄(抜き雄)...
摘要 食肉の物理的特性項目である肉色、脂肪交雑などに対する簡易評価法を確立するための研究を実施した。肉色、脂肪色、脂肪交雑については、既に作製方法が確立された試作模型があり、多汁性とやわらかさについ...
養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(114)
摘要 本年度は市販酵素を用いたフィチン酸定量法の確立を検討した。昨年、検討したフィチン酸分解酵素フィターゼ(試薬)を用いたフィチン酸の定量の反応条件の結果をもとにフィチン酸分析の実験系を構築した。す...
家畜・家禽におけるサイトカインおよび免疫機能の評価法に関する基礎的研究(140)
摘要 免疫機能強化や種々の感染症に対する予防対策の一環として免疫賦活剤への期待が高まりつつある。そこで、鶏卵白粗製物質由来免疫賦活物質の一つである活性卵白(EWD;Egg White Derivat...
鳥類胚の長期培養および操作技術を用いた生体機能評価法の開発(136)
摘要 鶏胚を卵殻外培養し、孵化させる技術は遺伝子導入によって形質転換個体を得る鳥類の系として期待される。ラウス肉腫ウイルスをベクターとして用いた遺伝子導入法について検討した。ゲノムパッケージングのた...
摘要 亜鉛および銅が多いとされている動物の肝臓中の含有量を測定した。亜鉛はニワトリで33ug/g、ウシで39~49ug/g、ブタで64~85ug/g、銅はニワトリで3~4ug/g、ブタで8~12ug...
摘要 鶏肉においても品質に対する関心が高まっている。しかしその品質の発現機構は、未だ明確にされていない。また、鶏肉は畜肉と異なり、鮮度が重要視される。そこで、鶏肉の鮮度指標としてのK値の有効性、測定...
摘要 家畜・家禽の養分要求量表示は含量によるものから家畜の利用性を加味したものに変わりつつある。しかし、これらは家畜を用いて測定できるものであるため、活用面では問題が多い。これらの成果を真に活かすた...
摘要 動物飼養を伴わずに実験室内で行える迅速かつ低コストのアミノ酸有効率のインビトロ評価法の開発を目的とした。豚小腸液を用いた人工消化試験法によるグレインソルガムおよび大豆粕のアミノ酸消化率は鶏を用...
摘要 鳥類胚を無殻および卵殻外培養し、孵化させる手法は、遺伝子導入による形質転換動物の作出や発生学的研究に適した新しい実験系として期待される。鳥類胚を無殻および卵殻外培養で効率よく発育・孵化させる手...
摘要 微量の銅及び鉄の定量に、簡便化と迅速化を目的にキャップ付きの容量12mlの試験管を用い、試料は乾式灰化して1%塩酸溶液としたのち、銅はpH調整を行わずに、鉄は溶液のpHをアンモニア水で約4に調...