摘要 超極細シルク系統カイコの養蚕農家普及については、年度計画を前倒しして群馬県の養蚕農家2軒での飼育と生糸生産を実施した。 組換えカイコのタンパク質生産性向上については、シルクタンパク質遺伝子...
新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 遺伝子組換えカイコの実用化に関しては、超極細(高染色性)シルク及び青色蛍光シルクを生産する系統について、養蚕農家での飼育のための第一種使用規程について大臣承認を受け た。超極細(高染色性)シル...
摘要 目的:農家による有用物質や高機能シルクを生産する遺伝子組換えカイコの安定した繭生産を図るため、品種の維持・改良、大量飼育技術の開発、医薬品の原料となる有用物質の診断薬としての利用法の確立、周年...
遺伝子組換え作物・カイコを用いた有用物質生産の実用化技術の開発
摘要 スギ花粉米に関しては、昨年ヒト介入試験に応募した2機関に対してサポートを継続するとともに、事業化を目指すグループへ、ほ場整備及び生産技術移転のサポートを実施した。また、食品としての社会実装のた...
摘要 目的:軽量化した回転蔟(ボール蔟、枠)及び尿受器を開発し、労力が短期集中する上蔟・蔟中管理において、省力的な作業体系を構築する。 成果:軽量化した回転蔟及び尿受器を資材コストを抑えて製作し、こ...
摘要 1. カイコの卵や全身で導入遺伝子を強力に働かせるhsp90プロモーターの単離に成功し、これと組み合わせて有用な組換えマーカーを開発した。この組換えマーカーは卵でも蛍光タンパク質を強く発現させること...
摘要 遺伝子組換えカイコを利用した有用物質の生産技術についての研究は、順調に進み、カイコの絹糸腺を利用した組換えタンパク質の生産系ではAα鎖、Bβ鎖およびγ鎖の複合体であるフィブリノゲンの生産系が開発さ...
バキュロウイルス遺伝子発現系のための発現効率の高い細胞培養装置の開発
摘要 バキュロウイルス遺伝子発現系には培養細胞を宿主とするAcNPV系とカイコを宿主とするBmNPV系がある。AcNPV系は培養コストは高いが無血清培地を用いることにより純度の高い発現産物を得ること...
摘要 全齢人工飼料による繭生産を1回20箱、年間20回飼育、1箱37.5kg、年間15トンを生産目標とし、主要生産手段である全齢人工飼料育用飼育装置を600万円、人工飼料の費用を既存の養蚕経営の10...
摘要 質量ともに動物実験が可能な組換え型サイトカインを迅速に提供できるシステムを開発するため、宿主細胞の馴化、培養法、培養条件、ウイルス接種法および発現条件を検討して大量培養法を開発し、実験室レベル...
全齢人工飼料育による養蚕・製糸一貫生産システムの開発-生繭製糸技術の開発と生繰り生糸の特性解明-
摘要 絹製品の消費拡大を図るためには、養蚕から販売に至る連続的な流通システムを構築することが必要である。養蚕分野では全齢人工飼料育技術の開発等の成果が得られており、蚕を周年飼育するための基礎技術が確...
摘要 四国傾斜地農業地域における地域資源活用の特徴と問題点を明らかにするため、新作目の開発・導入体制や農産物加工及び直売の現状と問題点について調査を行った。その結果、傾斜地農業地域では養蚕、肉用牛、...
摘要 群馬・福島の大規模養蚕農家4戸を対象に、経営耕地における未利用桑園の有無を調査した。その結果、いずれの農家においても未利用桑園の利用は確認できなかった。主な理由は、基盤条件が悪く機械収穫に対応...