新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 遺伝子組換えカイコの実用化に関しては、超極細(高染色性)シルク及び青色蛍光シルクを生産する系統について、養蚕農家での飼育のための第一種使用規程について大臣承認を受け た。超極細(高染色性)シル...
遺伝子組換え作物・カイコを用いた有用物質生産の実用化技術の開発
摘要 スギ花粉米及びノボキニン蓄積米の遺伝子組換え生物等第一種使用による隔離ほ場栽培に より、厚生労働省食品安全委員会への申請データ取得(主に成分分析)のための材料を確保した。ノボキニン蓄積米につい...
新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 組換えカイコの実用化については、緑色蛍光シルクを生産する系統と非組換え系統の交雑当代を農家で飼育するための第一種使用規程承認申請を行い、大臣承認を得た。昨年度と同じ2 社が養蚕農家2 軒と契約して...
摘要 1.カイコは品種特有の遺伝子によって、色調の異なる繭を作出する。その遺伝子構造を明らかにするため緑繭品種と白 繭品種を用いて染色体置換系統(CSL)の作成を進め、フラボノイドの量や組成を制御する遺...
摘要 機能性ペプチド及びタンパク質の安定な大量調製法を構築するため、翻訳レベルで遺伝子の発現調節を行う外来遺伝子発現法の開発を進めた。大腸菌に対して強毒性を示すタンパク質CcdBの遺伝子を挿入したコンス...
摘要 目的:現在主流である合成樹脂製の小口径人工血管は、血栓により詰まりやすいことから、絹糸を用いた血栓ができにくい機能を有する小口径人工血管を開発する。 、成果:作出された遺伝子組換えカイコ(GMカ...
摘要 1. バージンセリシン(セリシンホープ由来セリシン、抽出時の分解が無い)の生産に必要な良質なセリシンホープ繭を民間ベースで供 給可能とするための特許実施許諾及び技術的支援を行った。その結果、民間...
次世代キウイフルーツ栽培を担う高機能性台木および高度利用技術の開発
摘要 目的:キウイフルーツは浅根性になりやすく、土壌水分の影響を強く受ける。また、高樹齢樹の改植にともない、土壌病害、連作障害対策に有効な台木の開発が切望されている。そこで、高機能性台木として有望な...
遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築
摘要 目的:遺伝子組換えカイコを用いて蛍光色を発するシルク等の開発と養蚕現場での安定生産体制の確立、機能性を生かした製品開発により高機能シルクの実用化を図る。 、成果:稚蚕共同飼育所や養蚕農家におけ...
摘要 1. シルクフィブロイン材料の再生医療用材料開発のための基礎検討では、シルクフィブロイン材料表面上では、細胞の移動性が、ガラスやコラーゲン表面と比較して顕著に高いことを見出し、さらにフィブロイ...
摘要 目的:桑の葉をカイコの飼料以外の用途(桑茶、機能性食材)への利活用を促進し、桑の有効利用と併せて遊休桑園の解消を図る。、成果:桑葉を乾燥する製茶加工法、ブランチング製法及び熱風乾燥法について検...
摘要 目的:桑の葉をカイコ飼料以外の桑茶、機能性食材への利活用促進を図り、桑の有効活用と併せて遊休桑園の解消を図る。、成果:桑葉を乾燥する方法として製茶加工法、ブランチング製法及び熱風乾燥法について...
遺伝子組換えカイコ(GMカイコ)を利用した高機能繊維および有用物質生産技術の開発
摘要 目的:機能性生糸を生産するため、天然及び人工設計遺伝子を導入した遺伝子組換えカイコを開発するとともに、その利用法等を検討し高機能繊維を開発する。また、企業で作出した有用物質生産カイコの品種育成...
摘要 目的:機能性生糸を生産するため、天然及び人工設計遺伝子を導入した形質転換蚕(TG蚕)を開発するとともに、その利用法等を検討し高機能繊維を開発する。 成果:低温での製糸技術が開発され、組換えカイ...
キチン、フィブロイン等を用いた精密化学製品等機能性素材の開発(C421)
摘要 ミクロスフェアによる薬物の徐放性が、ジブチリルキチン溶液の粘度及びシリコンオイルの撹拌速度によって制御できることを実証した。超臨界二酸化炭素によってカイコクチクラから不飽和度の異なる脂肪酸が抽...
キチン、フィブロイン等を用いた精密化学製品等機能性素材の開発
摘要 カイコからのキチンを精製し、球状のミクロスフェアを作製した。また、超臨界二酸化炭素を用いる方法により、室温に近い条件下、カイコクチクラから複数の不飽和脂肪酸を抽出することに成功した。絹膜のタン...
酵素・機能性タンパク質など生物学的に重要なタンパク質のX線解析法による立体構造の解明と蛋白工学的手法による機能の解析
摘要 セルフリー、酵母、大腸菌を利用した発現系を用いて完全重水素置換タンパク質の作製技術を確立した。また、イネ由来α-ガラクトシダーゼ、カイコのテロメア特異的ヌクレアーゼ、微生物起源のフルクトース転移...
キチン、フィブロイン等を用いた精密化学製品等機能性素材の開発
摘要 超音波キャビテーション現象を利用したキチンミクロスフェアの均一化法による粒径制御には限界があることが明らかになった。「昆虫工場」廃棄物から排出されるカイコ幼虫死骸からのクチクラ、フィブロインの...
摘要 機能性昆虫培養細胞として樹立したカイコ培養細胞株(NISES-BoMo-BEN5)には細胞増殖に牛胎児血清が、また細胞の伸長にカイコ体液が影響した。新たにモンシロチョウ蛹卵巣組織由来の培養細胞株(PRCと命名)を...
昆虫由来キチン及び誘導体の機能解明とその利用技術の開発(111)
摘要 昆虫キチンは生分解性においてエビキチンよりも優れ、中でもカブトムシキチンはカイコキチンよりも生分解されやすいことを見出した。また、カブトムシ由来キチンでは非結晶領域が加水分解されやすく、膨潤が...