摘要 植物体から切り離した交配後4-9週間の未熟果の一定の低温処理により、ロゼット化軽減する手法を開発した。処理開始時期は品種によって異なったが、7週間後から9.5-13.5度Cで処理すると、ほぼ共通して...
摘要 キクでは、夏季に電照で開花調節が可能な系統を効率よく選抜するため、夏の自然の温度と日長で栽培した場合において、指標として利用できる特性を検討した。その結果、自然条件で開花が早く、二次花房の形状...
摘要 キクでは夏季の開花特性を実生1年目で検定する方法を開発することを目的として、播種期の影響を調査した。栄養繁殖された2年目以降と同様な生育を、実生1年目で示す播種期は、3月以前であると推察された...
摘要 暖地では、高温環境が大きな成育阻害要因となっている。育種によって生態的特性を変化させ、環境に対する適応性を高めれば、低コスト・安定生産に寄与できる。宿根性切り花のキクやトルコギキョウ等を対象と...
摘要 クルメツツジとサツキの交雑において交雑不親和は存在せず、この交雑からサツキより開花期が早い、および開花が花芽直下からの萌芽より先行する個体を得た。わい性シュラブでありながら、挿し木発根性に優れ...
摘要 交雑親和性が極めて低いとされるが、ミツバツツジ節の‘サクラツツジ’を種子親にし、ヤマツツジ節の‘黒龍、若楓、呉服、新常夏、新宮城野、白妙’の交配、‘ヒュウガミツバ’ב黒龍’の交配、ヤマツツジ節の‘若楓...
摘要 ヤマツツジ節の園芸品種ヒラドツツジ‘天祥’とミツバツツジ節野生種のRhododendron tashiroiの交雑から得られた節間雑種の花粉退化の要因はタペート細胞および葯壁との養分競合と推定さ...
キク及びトルコギキョウ等における発育相の転換と内生生理活性物質との関わりに関する研究
摘要 スプレーギクは通常は頂花から基部に向かって開花していくが、時として開花順序が逆転する現象がみられる。このような現象は生産上好ましくない形質であると考えられてきたが、近年、このような性質を積極的...
栄養繁殖性作物の突然変異セクターの拡大と利用法の開発(230)
摘要 トルコギキョウの放射線育種法を開発するために、3品種を対象に緩照射と培養法を適用し、小輪を目的形質として変異誘発効率を比較した。幼苗に90日間1日当たり0.25~1.5Gyの照射を行なったとこ...
花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(70)
摘要 夏秋ギク150品種を供試し、茎切片からの不定芽形成能を比較検討した結果、不定芽形成率が高く、しかも正常に不定芽が伸長する品種として‘しなの光’など6品種をスクリーニングできた。また、トルコギキョ...