摘要 機能性糖類素材作物として有望と考えられているキク科の新導入作物ヤーコンの生育特性を調査した。草丈の伸長は、6月および10~11月が旺盛であったのに対し、7~9月前半の高温期は緩慢ないしは停止状...
摘要 機能性糖類のフラクトオリゴ糖を多量に含むキク科作物ヤーコンの栽培法確立のため、ヤーコンの生育特性・塊根形成に対する温度・水分環境の影響を解明した。4月定植(早植え区)と5月定植(遅植え区)の栽...
摘要 多くのキク科植物には機能性糖類として注目されているフラクトオリゴ糖が含有されている。キク科の新作物であるヤーコンは、他のキク科作物に比較してフラクトオリゴ糖類を多く含有しており、機能性糖類含有...
摘要 機能性糖類として注目されているフラクトオリゴ糖の素材作物の検索のため、キク科作物12種類のフラクトオリゴ糖含量を調査した。調査したキク科作物のフラクトオリゴ糖含量はヤーコンが最も多く、収穫時に...
摘要 四国地域への導入可能な新しい作物として、ヤーコンをはじめ、いくつかの作物について検索を行ってきた。この結果、ヤーコンは塊根中に多量のフラクトオリゴ糖を含有し、食味も良く、フラクトオリゴ糖原料作...
摘要 遺伝子工学の急速な発達もあり、作物は有用な遺伝子の受け皿及び供給源として、遺伝資源的な重要性が認識されている。一方、食物にたいする要求は多様化し、栄養性、食味に加え機能性や利用の容易さ等が求め...
摘要 ヤーコンの導入系統の生産力についてペルー系8、ボルビア系2の10系統を供試し、1区28個体3反復で検定した。系統間で収量や糖含量に差がみられたが、湿害が局地的に生じたこともあり、明白な遺伝的差...
摘要 ニュージーランドから導入されたヤーコンの個体群及び本年ボリビアより導入した4個体群の遺伝的差異を形態及びアイソザイムの泳動像から検定した。この結果、導入個体群は形態では2つ、アイソザイムの泳動...
摘要 機能性糖類を含有するヤーコンの塊根部の糖類蓄積過程と生産環境要素との関係を解明し、高オリゴ糖生産物栽培技術を開発する。このため、初年度は、地上部と地下部の乾物重・生体重、葉面積指数等のパラメー...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発
摘要 九州地方は自然条件が多様であり、低利用あるいは未利用作物を高収益作物として生産しえる環境条件を有している。しかし、多くの低利用作物は育種・栽培等の技術開発が不十分なために、生産増強が難しい状況...