摘要 在来フリント由来有望自殖系統としてNa84、Na88を育成した。両系統を片親に持つF1には優れた系統がみられた。国産品種の普及上重要な種子の均一性については系統間差が認められ、絹糸抽出期間の短い系統程均...
摘要 開花・結実期が梅雨に遭遇する日本においては、シロクローバの採種性に問題があり、育成されたシロクローバ品種の増殖に大きな支障がある。そのため、シロクローバの種子生産性に影響する要因を解明し、種子...
摘要 九州農試で初期選抜した42栄養系、トールフェスク自生集団の放任受粉で採種した49母系を含む60品種・系統を阿蘇試験地(標高920m)で評価した。地中海型栄養系は「自給飼料基盤」の課題に引き継いだ。阿蘇で...
摘要 導入エコタイプの放任受粉種子による生産力検定では、ポルトガル、スペイン、イタリア由来のものが多収で、2年間ともナンリョウに匹敵するものがあった。また、モロッコやチュニジア由来の中でも多収のもの...
ワイドハイブリダイゼイションによる有用変異イネ科牧草の作出(69)
摘要 遠縁交雑によりイタリアンライグラスの耐寒性、永続性を向上させる目的で、オーチャードグラスとの属間交雑を行った。交雑は、イタリアンライグラスのフタハル(4倍体)とアキミドリとの間で行い、開花時に...
摘要 牧草類の糖含量を組換えDNA技術により制御し、品質の向上を図る目的で、トウモロコシの蔗糖リン酸合成酵素遺伝子(SPS)をイネ科牧草に導入し、高品質な遺伝子組換え体を作出する。10年度はトールフ...
摘要 選抜栄養系を阿蘇圃場に移植した。放任受粉で採種したエコタイプごとの種子を阿蘇圃場に播種した。また、極早生品種育成のために、萌芽が早く早春の生育に優れる選抜19栄養系の多交配後代に、参考栄養系を...
摘要 1~2年間の調査成績に基づいて、出穂期が早~中生で、早春あるいは晩秋の緑度維持能力が優れた42系統を選抜した。選抜に際しては、葉の柔かさ、再生の良否、夏枯れおよび耐病性を考慮した。8年秋に選抜...
摘要 フェスク属の環境耐性とライグラス属の高嗜好性をあわせもつ高採食性牧草を作出するため、ライグラスと4倍体トールフェスクのF1雑種を得てその特性を検討した。通常の交配法では雑種は1個体しか得られな...
摘要 細胞融合によりライグラス類の高品質性をトールフェスクに、トールフェスクの広域適応性をライグラス類に導入し、品質、適応性ともに優れた新規イネ科牧草を作出する。ヨードアセトアミドで不活化したトール...
Dactylis属植物ならびに主要牧草類の有用遺伝資源の探索・導入と評価(72)
摘要 "5年および6年秋に定植したオーチャードグラス国内エコタイプ110点について1次特性を調査した。5年定植の50点については放任受粉させ系統別採種を行った。1年生ウマゴヤシ類(Medicago属...
摘要 細胞融合によりライグラス類の高品質性をトールフェスクに、また、トールフェスクの広域適応性をライグラス類にそれぞれ導入し、品質、適応性ともに優れた新規イネ科牧草を作出する。6年度は、5年度に作出...
とうもろこし,ソルガムの有用遺伝資源の第2次特性評価と再増殖(69)
摘要 本課題は「農林水産省ジーンバンク事業第1期事業計画」のプロジェクト研究の中で実施されたものである。当研究室はとうもろこし品種・系統の2次特性(耐病性、耐倒伏性など)の評価並びにとうもろこし・ソ...
摘要 細胞操作によりトールフェスクに非花粉飛散型の新機能を付与し、花粉症が問題にならないハイブリッド品種育成の素材を開発する。細胞培養由来の雄性不稔植物の26系統のうち14系統の後代に完全雄性不稔植...
ケンタッキーブルーグラス等寒冷地牧草の交配親及び一代雑種の維持増殖のための単為生殖利用技術(203)
摘要 選抜栄養系の放任受粉後代の遺伝的変異の大きさによって種子親の有性生殖率を推定するため、29栄養系の後代と親栄養系を並列して個体植し形質調査を行った。3年は出穂期の形態を中心に2年目の調査を行っ...
摘要 細胞操作によりトールフェスクに非花粉飛散型の新機能を付与し、花粉症が問題にならないハイブリッド品種育成の素材を開発する。カルス培養により10品種から84個体、懸濁培養により2品種から27個体、...
亜熱帯における牧草・飼料作物の導入・じゅん化-ギニアグラスの導入とアポミクシス育種法の確立(96)
摘要 わが国で単離された永年性四倍体有性生殖個体であるN68/96-8、およびアメリカ合衆国保存四倍体有性生殖個体(Pm49)×ナツカゼの後代から選抜した永年生四倍体有性生殖個体である40-6が中間...