摘要 中山間地域の耕作放棄水田のような小区画での山羊の放牧方法の検討をおこなった。小面積での山羊の放牧では、電気牧柵を設置するよりも、簡易なロープによる繋留方法の方が移動が簡単で、除草効果が高かっ...
肉用牛に対するマメ科植物セスバニアの飼料適性評価及び利用技術(128)
摘要 熱帯原産の新規導入マメ科植物セスバニアの反芻家畜用飼料としての適性および利用特性を明らかにするため、同属のカンナビナ種およびロストラータ種について、多給条件での家畜の成長や体液性状への影響並び...
地域生産飼料利用による家畜排泄物量の制御技術の開発(129)
摘要 6年度は粗飼料4種類を、7年度は品種と生育時期が異なるイタリアンライグラス(以下IRと記す)乾草を日本在来種山羊に給与し、8年度は生育時期が異なるIR乾草を牛に給与し、粗飼料の品質が乾物排泄量...
畜舎内の気動および換気が反芻家畜に及ぼす影響の解明(132)
摘要 冬期間の積雪下における舎飼時には、冷たいすきま風が家畜生産の損耗要因として重要と考えられる。そこで、日本在来種山羊を5℃または15℃の室温下で、室温あるいは0℃以下に冷却した風を直径20cmの円...
摘要 クログワイの生物的防除法確立のため、自然発生のクログワイに糸状菌Epicoccosorus nematosporus K-035菌株を106/mlの胞子濃度で接種し、翌日に除草剤ベンタゾン・M...
アンモニア処理粗飼料摂取に伴う家畜の生理障害防除法の開発(90)
摘要 粗飼料の貯蔵性、栄養価及び嗜好性を向上させる方法としてアンモニア処理は極めて有効であるが、処理粗飼料を摂取した反芻家畜に中毒が発生する危険性が指摘されている。このため、安全な処理方法を策定する...
摘要 品種・系統が異なる24種類の稲わらを用い、化学成分と乾物消化率を調べた。さらに、これらの稲わらにアルカリ処理を行い、乾物消化率に及ぼす影響について検討した。また、4品種・系統の稲のわらを日本在...
摘要 新しい高タンパク質飼料として有望なセスバニアロストラータの反芻家畜への安全性を検討するため、ロストラータサイレージを約11カ月齢のホルスタイン去勢牛6頭に3カ月間給与し、対照区のアルファルファ...
アンモニア処理粗飼料摂取に伴う家畜の生理障害防除法の開発(96)
摘要 反芻家畜へアンモニア処理粗飼料中毒を発症させる最少のアンモニア処理濃度を検討するため、分娩予定の約3週前から分娩7日後まで妊娠シバ山羊3頭ずつにそれぞれ乾物当たり0、2、4および6%のアンモニ...
摘要 高タンパク質飼料として有望なセスバニアカンナビナの反芻家畜への安全性を検討するため、セスバニアサイレージを約7カ月齢のホルスタイン去勢牛6頭に3カ月間給与し、対照区のアルファファ給与牛と比較検...
摘要 北陸地域において今後とも利用の拡大が見込まれる中国からの輸入飼料である羊草及びイタリアンライグラス新品種の飼料特性を明らかにする。羊草には独特の芳香があり、摂取した動物の尿に多くの馬尿酸が排出...
地域生産素材の利用拡大による混合飼料生産・利用技術の確立(106)
摘要 稲ホールクロップサイレージ(RWCS)の発酵品質は、グルコース無添加ではpHが高く、乳酸が少なく、酢酸・酪酸が多かったが、添加によりpHは低下、乳酸は増加、酪酸は減少した。なお、グルコースを2...
アンモニア処理粗飼料摂取に伴う家畜の生理障害防除法の開発(107)
摘要 アンモニア処理粗飼料の摂取に伴う反芻家畜の中毒の原因を解明するため、妊娠末期のシバ山羊5頭に分娩の14~27日前から少なくとも分娩7日後まで6%のアンモニア処理したイタリアンライグラス乾草を1...
摘要 稲わらは潜在的にエネルギーの高い飼料資源であり、また、繊維成分を多く含むことから牛の第1胃の恒常性を保つ有用な飼料資源である。しかし、繊維の構造が牛にとって消化・吸収されにくい形態となっている...